母は自分の最期に「延命処置をしない!」と宣言していました。
それが20年以上前のことでした。
急に、尊厳協会 に入り、誓約書を書いて姉と弟の私あてに誓約書にサインするように
突然言ってきたのです。
最初は、「何をいいだすの?」と思っていましたが・・・・・
今回、母の死に立ち会って初めて母の考えが理解できたのでした
「植物人間なってまで、自分は生きたいと思わない!」
「救命医療処置は必要ない!」
「それは自分の意思で生きていないのならそれは偽りの生命である・・・・」
と言うのです。
今、この「延命治療 」が社会問題になっていることを知りました。
痴呆症で自分の意識が無くても、
人工的に「胃ろう」装置の取り付けで、胃の中に直接管を入れて栄養剤を注入することで、
長生きする事が可能になりました。
しかし、一度「胃ろう処置」を付けると家族も医者でも人道的に勝手に中止できないのです。
処置を外す事は「殺人罪」になってしまうからでしょう。
10年間も意識の無いまま「胃ろう処置」で延命しているケースもあるのですから、
家族の経済的負担は大変なことに成るのです。
意識の無い本人もきっと「延命装置を外してほしい」と言っている・・・
と思っていても、現在の医学では出来のです。
今後の検討課題になっています。
母はその事を察知して、家族に負担を掛けないように病院へ
自分で用意した「誓約書」を担当医に渡していたのです。
即ち、自然死で自分の生命が絶える時が「死亡」と成るのです。
感謝!感謝!感謝!
ありがとう! 母上!
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