ブリンディシ1 の続き。


活字情報とちょっとした地図付きのガイドブックはあるものの

いきあたりばったりでブリンディシにやってきた私たち。

目的の「アッピア街道」の終点がどんなもので、どこにあるのかは

皆目見当がつかない。


そこで取り敢えず旧市街を歩いてみることにした。


港沿いの広場から路地に入ってみた↓

とりあえず待ち歩き



この寂びれ具合がなかなかいい。

写真中、パラソルのあるところはレストランで、

私たちが路地に足を踏み入れたときは

店員が店先の掃き掃除をしていた。


私がカメラを構えると、そそくさと店内に入ってしまった。


人影の少ないブリンディシの港のほとりで

相方は(私も!?)食事のことばかり気にしていた。

「開いてるレストラン、あるのかなあ。大丈夫かなあ。」


日本を出発してから、あんまり食べてない私たち。

海の幸を堪能したい!温かいものが食べたい!

という食欲バリバリの状態でこの町にやってきたのであった。


取り敢えず少なくとも1つは昼時に開店する店があることが

分かったので、ホッとしながら先に進んだ。


あ、ここはドゥオーモ(町一番の重要な教会のこと)の広場!

でもドゥオーモ自体は工事中↓

ドゥオーモはまた工事中


最近旅行していると、歴史的建造物が「工事中」ということが多い。

ちょっと残念だけど、またいつか再訪できるといいな、

と思うことにしている。


ここブリンディシでは、上の写真のように、

「ほんとはこんな建物だよ」

という垂れ幕がかかっていたので、思わず和んでしまった。


中に入ろうとして、そーっとドアを開けたら、ミサの真っ只中。

そうそう、今日は日曜日だもんね。

だから港沿いも町中もヒッソリしていたのね。

異教徒の私たちはドゥオーモ内に入るのは遠慮することにした。


そういえば、ドゥオーモの向こうの空、晴れてきてるみたい!

待望のプーリアの青空だ!!!


青空見ると、とたんに元気になるのが不思議。


旅はまだまだ続きます。