記事 プーリア最南端の町・レウカ三昧(5) の続き。
レウカがサレント半島(イタリアを長靴に例えると踵の部分に相当)
の最南端にあるのはご存知のとおり。
レウカから東側の海岸を北上するとオトラント。
逆側の西側の海岸を北上するとガッリーポリ。
プーリア最南端の町・レウカ三昧(13) で終えたはずのレウカ三昧。
西側のドライブでふと思い出したことがある。
どうしても書き残しておきたい(大した内容じゃないのだが・・・)。
レウカ三昧(5)の内容に近いので、(5の2)とした。
西側の海岸線を北上すると、左側に美しい海が見える。
このあたり、
南仏や、イタリアの他の地域にある有名なビーチとは違って、
小さな小さなひなびた感じの漂うビーチが多いように思う。
レウカ三昧(5)の上から3番目の写真にある道を北上してたら、
ビーチに向かうと思われる細い道路を見つけたので入ってみた。
↓こんな感じの空き地を抜けると・・・。
↓わーい、海が見えてきた。
火照ったカラダをたまに休めるためには
冷たい飲み物やジェラートは必須だし、
トイレも借りなくちゃならないし。
ただ、私達が訪れた5月のとある日には全然人がいなかった・・・。
↓な、なんだっ、この部屋は?
この建物は3階建てで、それほど古くもなく、小奇麗な感じ。
何十個も部屋があって、
夏場の貸しアパートなのか、はたまた老人ホームなのか、
一体何なのかは結局のところよく分からない。
部屋中のドアや窓をバーンと開けて、空気の入れ替えをしていた。
そして、人影があったのはこの広場のこのバールの店先のみ↓
地元民らしき年配の男性・女性が大声で歓談中。
このあたり、何にも無いし、生活そのものは実に質素な感じだが、
美しい青空のもと澄んだ空気の中、美しい海の近くで
ワイワイガヤガヤアッハッハーと談笑できるなんて、
贅沢な暮らしだよなあ、とシミジミ思ってしまった。
この界隈も夏場は沢山の人がいるんだろうな。
夏場来てみたいけど、
今の私には夏といえばガルガーノ以外考えられないから・・・。
でもきっといつか再訪するときが来るでしょう。きっと。