関西:5月/6月株主総会のお土産の記録、マスクをしないで株主総会へ行くと…? | 柴犬しばちゃんの株式投資

柴犬しばちゃんの株式投資

株式・FX・不動産・・・

近年、株主総会のお土産は減りつつあり、今年は、コロナの影響で、召集通知に、なるべく出席しないで欲しいとか、お土産の配布はありませんとか、書いている会社が大半でしたが、マスクがもらえたり、お土産があった総会があったので、アメンバー限定記事(「関西:お土産があった株主総会、マスクがもらえた株主総会などなど」)で書いておくことにしたのですが、5月に書いた「タビオ(2668) 株主総会 2020年5月」から、時間があき、記憶が曖昧になってしまった部分もありますが、我ながら、貴重だと思うエピソードもあり、一部、公開記事としました。

 

 

コーナン商事(7516):5月、タビオの総会の次の週で、召集通知には、お土産なしの記述があり、期待せずに行ったのですが、マスクと除菌ウエットティッシュのプレゼントがあり、飲み物(お茶)ももらえたような気もします。入場時は、一人ずつ検温、消毒されるなど、厳重でした。

 

お土産については、楽しみにされている方が多いのに、今年はなくしてしまって申し訳ないとの社長の発言もあり、来年は復活が期待できるかもしれないです。コロナ禍の中、ホームセンター業界は業績が良くなっているようですが、ここコーナンも例外ではない様子でした。

 

 

 

日本電産(6594):例年、リーガロイヤルホテルでの開催でしたが、今年は、本社ビル向かいの研修施設での開催となり、例に漏れず、お土産がない旨の記述や、なるべく来ないで欲しいとの記述などがありましたが、例年、永守会長の話を聞くのを楽しみにしていたので、行ってみることにしました。

 

マスクをしてない人のみ、マスクがもらえましたが、総会の途中にマスクをはずすと、マスクをしろと、注意して回っているようでした。今年は総会時間を短くするとのことで、色々短縮していましたが、途中から、興に乗ってきたようで、なかなか面白い展開ではありました。コロナについては、長引くと考えているようですが、自分が創業したのは、ちょうどオイルショックの時だそうで、それに比べたら、マシだとのこと。その後、バブルの崩壊とか、リーマンショックとか、10年に一度は大混乱を経験してきたけれど、そのたびに、今までの業務を効率化したり、新しい種が育ったりで、今に至るとのこと。

 

昨年は、後継者に抜擢した新社長について、祇園やゴルフ場で見かけたら、自分に通報して欲しいとか、冗談を飛ばしていましたが、後継者選びは、今まで失敗を重ねてきているので、今回は、全体を新社長に任せるのではなく、車載などの新分野をまかせるにとどめ、自分は125歳まで長生きをして、経営に携わるつもりであるとか、冗談とも本気ともとれる発言もあり、笑いを誘っていました。

 

召集通知には、来るなと書き、 お土産もないと書いたにもかかわらず、少なからず株主が来てくれたのは、本物のファンであり、有難いことだと、永守会長は言っていました。

 

 

○○精機(64**):召集通知には、コロナ対策のため、工場見学や送迎バスがないとの記述がありましたが、珍しくお土産がないとの記述がなかったので、少し期待して行って見ることにしました。入場時、日本電産のような高圧的な対応もなく、とても良い感じで、マスク10枚セットとペットボトルのお茶を頂けました。

 

少し変な質問をする株主がいましたが、例年のごとく、とても丁寧な対応で、米中貿易摩擦やコロナの影響を受けているようではありますが、将来的には、ますますの発展が期待できる感じでした。
 

そして、総会終了後には、高島屋の包装のお土産が!! 中は、折りたたみの傘でした。以前にも、もらったように思います。帰りは、乗り合いタクシーの手配までして下さっているようで、心配りのある会社です。東証1部上場で、株主数も多い会社ですが、会場が不便な場所にあるためか、例年、参加株主が少ない会社です。

 
 

りそな: 入場時、検温があったのかどうか、記憶にはありませんが、、おそらく隠れて検温していたように思います。会場には、屈強なガードマンがたくさん配備されていて、なんだか威圧感がありました。マスクをしないまま、入場することにしたら、そのまま何も言われずに、入場することが出来ましたが、マスクはもらえませんでした。何か紙袋をもらったように思いますが、たいした物は入っていなかったように思います。

 

以前、大和銀行の株主総会に来た記憶があるのですが、りそなになってから、総会に来たのは初めてで、以前から、屈強なガードマンがたくさん配備されていたのか、記憶にありませんが、暗い過去というか、かつては何か揉め事があったためでしょうか…!? 経営陣は若手に世代交代されており、総会の進行は丁寧でした。

 
 
関西電力:今年は、原発問題だけでなく、それにからんだ、裏金受領問題、減額された給与の裏補填問題などもあり、紛糾する材料は山積で、おそらく、例年の総会に比べれば参加者は少なかったと思われますが、会場外にはマスコミや関係者が多数押しかけ、会場にもそれなりに株主は集まっていました。

 

駅を降りてからも、案内や警備の社員は、たくさんいてますが、そんなにイカツイ感じはせず、普通のホワイトカラー風の人が目に浮いた感じです。ここでも、マスクをせずにそのまま行ったところ、入場を阻止されることなく、何事もなく、入場することができました。ただ、総会の途中で、もしよろしければ、マスクをして頂けませんかと、マスクがもらえました。

 

関西電力は、京阪神三都市がそれぞれ大株主であり、おそらく、2012年あたりから、大阪維新の影響からか、各都市、総会で発言し、議決権の行使を行うようになっていますが、その内容は、市民の総意とは言えず、なかなか難しい問題であると思われます。

 

今年の総会では、筆頭株主の大阪市は、原発反対など、京都市などと共同で議案を提出したり、取締役選任を巡って、単独で議案を提出したりしていましたが、代理人の弁護士・河合弘之氏は、維新の松井市長が選任したのことですが、思いの他、ヤカラ風であったので、驚きました。京都市の代理人も発言していましたが、門川市長に選任され、議会の承認を得て来たとのことでしたが、地方自治体が議決権を行使するのは公益にかなっていることもあると思いますが、市民の総意とは言えないものもあり、難しい問題です。