先日から日報を書いてます。


日報は当社創業からの文化で

業務報告、気づいたこと、困ってること

うれしかった事などを書いて共有します。

日報から派生したものにTOPIXメールがあります。


社長のブログにあるとおり

この1年、CyberXとサムザップが事業で結果を残せた要因は

2社の情報共有と切磋琢磨だと思っていて

その醸成に日報が大きな役割を果たしたと思っています。


日報の中で私が大事だと思っているのは

業務報告よりも、発見したこと、困ったこと、そしてうれしかった事、

そしてそういった内容にレスポンスすることだと思っています。


Xとサムザップではこの困ったことや今日得た新しい発見を

徹底的に共有してチームすべての経験を個人の経験にすることを

理想として日報を活用してきました。

その結果私のサイバー人生でもっとも日報が機能した組織だと思います。


この1,2ヶ月組織の人数も急激に増えていく中で

さらに1段、2段上の成果を上げていくために

NO1のアプリをつくるために私が課題だと感じていることを

ストレートに共有するために日報を始めました。


マネジメントをする立場の人は

目標を浸透させて

チームを鼓舞していかなければなりません。


しかし

私の経験ではどんな画期的な組織コミュニケーションも

マンネリを迎えて効果が薄まっていくものなので

手を変え品を変え常に新鮮な気持ちでコミュニケーション

する方法を発明していかなればなりません。


マンネリ化したコミュニケーションの中でのビジョンは

お飾りのようなお題目となってしまう恐れがあります。


そもそも会社のビジョンなり社訓とは

社長なり創業者なりが徹底的に考え抜いたもので

会社の向かうべき道が記されていて

社員すべてがそこに向かうものなわけですが

例えば

朝眠たい中で「かったるいなー」と思いながら

社訓のような形でビジョンを部署全員で唱えるような

組織コミュニケーションを長年にわたって行っていたとしたら

かったるいなーと思っている人は

逆にビジョンを憎らしく思うようにすらなると思います。


サイバーエージェントの

21世紀を代表する会社を創る

というビジョンをどんな部署においても形骸化させないような

組織コミュニケーションを作り続けたいと思います。

長年の継続により日報の文化が浸透している当社は

今後においても組織コミュニケーションがしやすく

それはこの変化の多いネットビジネスにおいては強みだと思います。

久々に書く日報は楽しい!