先日ある子会社の朝会で
「惜しい会社のままで終わらない」
という話しをしました。

その子会社は
ソーシャルアプリ(SAP)の業界では
中堅に位置する会社です。
私のその会社の客観的な評価は
「そこそこやれてるけど、しばらく惜しい会社」
というものです。

そこそこのヒットアプリがあって
ここで安穏とするのか
更に上のステージを目指すのかは
会社として明確しなければいけません。
そして上に行くと決めたなら
組織に対してメッセージを発信しつづけ、
組織全体を巻き込んで目指さなければ
突き抜ける確率は低くなります。

世の中には「惜しい会社」はたくさんあります。
その会社が「これ位でいい」と思っていれば
特に問題はないのですが
多くの会社は「上は目指す」と口では言うものの
経営陣が思っているだけで現場に浸透していなかったり、
戦略や具体策はとらずに
業界的なポジションも悪くない居心地の良い状況に
甘んじてしまってるケースが多いようにみえます。

ネット業界のスピードでいうと
居心地の良さを感じてしまった瞬間に
あっという間に競合に置いていかれてしまいますが。。

ことあるごとに話していますが
サイバーエージェント全体も
私が担当する部門も
社長の藤田の言葉を借りると
「オンリーワンよりナンバーワン」
を目指しています。

ビジネスに置いては
ナンバーワンになるための
戦略のひとつがオンリーワンであるべきで、
ナンバーワンがとれない言い訳に
オンリーワンが使われたら
組織も混乱するし
大きな成長も見込めません。

スマホやSNSなどの世の中への浸透度などを見ても
ネットビジネスはこれから更に
大きな産業になると思います。

その業界でNO,1を目指して、
口だけでなく努力し、成長を果たし、最終結果をだす
組織でありたいと思います。

サイバーエージェントをみても
「21世紀を代表する会社をつくる」
というビジョンからすると、
個人的にはまだ惜しい部類だと思います。

いたずらに焦って空回るのはマイナスですが、
業界内でそこそこやれていることに満足せず、
現状に甘んじず、21世紀を代表する会社を目指します。