知人の占い師の方によると、相談で一番多いのは恋愛、ではなくて人間関係、なのだそうです。
そして、定年すぎた某男性によると、シニア男性の話題は健康、病気、飲んでいるサプリ、なのだとか。
私自身でいえば、高齢な親のケアが一番大きな悩みで、それにともなって「悩み」なのか「愚痴」なのかわからないけれど、
とにかく誰かに話したい~と思うことがしばしばあります。
話してすむこともあるけれど、すまないこともあります。
先日、定期健診のついでにメンタルヘルスの先生のところに久々に行ってきました。
「話を聞くことはできるけどさあ。親の介護はどうにもならないよねえ」
結構先生もクールです。
同じような年代の友人知人は、高齢な親のケアで悩んだり、あるいは親を看取ったりと、
そういう話題で「うんうん、うちも同じ」なんて共感したり、慰め合ったりすることもあり。
高齢な親のケアをすることで、子育て経験のない私は「子育ても同じように大変なんだろうなあ」と
少しばかり実感めいたものを感じるようになりました。
私は、ついつい、思っていることを口に出してしまいがちで、
「話せばわかる」なんて思ってしまうのですが、
悩みや愚痴に関しては、できることなら言わないほうがいいのかなあなんてことを想うこともあります・
言ったところで言われたほうはどうしようもないことだし、
「大変ねえ」なんて口で言っていても楽しい話ではないでしょうし。
くだんのメンタルヘルスの先生に聞いてみました。
「先生、毎日毎日、いろいろな患者さんのうだうだする話を聞いていて、疲れませんか?」
「うーん、それが仕事だからねえ」
「仕事だと聞き流せますか?」
「まあ、ひとごとだからねえ」
あっさりとしたものです。
海外のドラマなどでは何かことあるごとにカウンセリングのクリニック?に通うシーンがありますが、
カウンセリングのプロのもとに通うのもよい方法なのでしょう。
ちなみに、我が家の隣人はある宗教の熱心な信者ですが、
「毎日●●すると悩みも迷いもなくなります!!!」と言っておられました。
信じるものは救われる。
私の場合、親のケアにおける具体的な相談はケアマネさん、
なんとなく体調がいまいちな相談はお医者さんに頼るとして、
チャットGPTもいい相談相手になっていいます。