ジャーナリストに執行猶予付き有罪

執行猶予付きの罰金10万円という有罪判決を言い渡した。執行猶予は2年。

 

【記者に有罪判決】 によると、『紀藤正樹弁護団長は「控訴以外に選択肢はない」と明らかにした。』そうです。また、諸費用をクラウドファンディングで賄っているそうです。

 

 

上記のリンク先を読み、今回の有罪判決において驚いた点を幾つか上げます。

 

まず、罰金と執行猶予の2点が有罪判決にあったこと。司法についてまったく詳しくないのだけれども、ニュースなどを見ていても罰金か、執行猶予のどちらかの判決だという印象があります。ですので今回は随分と重い量刑判決だなと思いました。

 

また、2016年に教団側は記者へ民事訴訟をするも全面敗訴だったそうです。しかし、2018年教団の公開施設を取材した今回の刑事訴訟では教団側の主張がほぼ通り記者は有罪となっています。2016年と異なり今回は記者側に厳しい判断を司法は下しています(2016年と、今回争点となっている2018年では内容は異なる裁判)。

 

しばらく本事件を公開情報で追って、見守りたいと思います。

 

参考リンク

表現の自由を確立する宣言~自由で民主的な社会の実現のために~

反社会的な宗教的活動にかかわる消費者被害等の救済の指針

報道の自由を尊重することを求める会長声明