今日は私を支えてくださってるファンの方向けには

もしかしたらならないかもしれないけど

ふと降ってきた話題で

最近そういった話題を目にすることも多いので

私の経験と完全に主観の意見を書いておこうと思います。

 

 

 

 

まず私のスポンサー遍歴から書いていきます。

 

 

 

 

2008年 高校卒業 ポッカコーポレーション様と所属契約

2009年 契約会社無し

2010年秋〜2012年夏まで 橋本総業株式会社様と所属契約

2013年 契約会社無し

2014年 Autostrada様とパッチ契約

2015年 契約会社無し

2016年〜2018年秋まで 北島水産株式会社様と所属契約

2018年秋〜2022年3月 橋本総業HD様と所属契約(2018年よりパッチ契約)

2022年〜 テニスラウンジ株式会社様と所属契約

       株式会社岐阜タンメンBBC様とパッチ契約

 

 

 

 

簡単に所属契約とパッチ契約の違いを説明すると

金額の違いが大きく関係しています。

大抵JOPランキングの欄だったり

ニュースに出た時に表に出る会社名が所属会社です。

あとは金額に関わらず

契約してくださる会社様の条件に入っていれば

そういった所に表立って出るようにさせていただくこともあります。

時にランキング欄はフリーになっているのに

契約会社様が何社かある選手がいたとしたら

金銭契約が発生していない選手

もしくはより条件の良い会社様を探しているということになります。

 

 

 

 

私の遍歴は特に特殊な方だと思っていて

契約会社様が無い年がいくつかあるかと思いますが

特に2013年から2015年は

遠征に行けるような金銭状況ではありませんでした。

もちろんですが国内も難しい状況でした。

この間はJOPの大会にも出場していました。

 

 

 

 

色んな意見があると思いますが

率直に私の意見を言うとすると

必ずしもそれまでの成績が契約に繋がるわけではない

ということです。

 

 

 

 

これから自分はどうなりたいのか

その為にいくら必要なのかなど

詳細に説明出来ればできる程

会社様が契約を考慮してくださる

一つのきっかけになる可能性があります。

 

 

 

 

もちろんテニスにもう関係のある会社様ですと

それまでの戦績があればあるほど契約に繋がるチャンスがあります。

逆に私がアドバイスできるとすれば

成績がない選手であればあるほど

テニス業界に参入してない会社様に直談判する方が

チャンスがあると思います。

 

 

 

 

 

 

ですが何よりも大切なのは熱意と覚悟、誠意です。

 

 

 

 

 

現時点でグランドスラムに出ていなくても

現在信じられない数のテニス選手が

色んな会社様と契約していただいています。

私も選手でありながら

実は何名か選手のスポンサー様探しに付き合い

繋げた成功経験もあります。

逆に繋げていただいた経験も何回かあります。

 

 

 

 

私は国内である程度の結果はありましたし

当時のキャリアハイのランキングもそんなに悪くなかったと思います。

それでもスポンサー様がいなかった時期があります。

 

 

 

 

 

なので必ずしも結果が全てでは無いし

その契約していただきたい会社様に自分が

結果以外で何をお返しできるのか

そういう視点でスポンサー様探しが出来ているか

というところも大切になると思います。

結果を出すことは前提です。

 

 

 

 

契約していただく上で

今結果が無い

ということを言い訳にせず

これから結果を出すことに

覚悟を持ってプレゼン出来るのか。

どの会社の社長様達も人事部の方も

たくさんの人にお会いになられているので

人間性や覚悟の無さなどは見抜かれると思います。

まずそもそも一般社会で

一会社員が会社の会長や社長とお会いすることは

ほぼないと思います。

もしお話させていただく段階までいった際に

もし社長とお話することになるなら

相応の覚悟が必要だと思います。

 

 

 

 

ただ一つ選手側に立って意見をするとすれば

色んな『メジャー』スポーツがある中で

自分で自分をプレゼンしてスポンサー様を探す

仲介者や事務所、チームなど介さず

自分で探さないといけないメジャースポーツは

私は少ないと思っています。

 

 

 

 

最近では事務所に入っている選手も

増えてきているようにも感じますが

そういう選手であっても

スポンサー様を探す上ではやはり自分で動いている

という話をよく聞きます。

『テニスは個人スポーツだから探し方がわからない。』

と言われたという選手もいました。

 

 

 

 

自分で自分をプレゼンするのは

とても難しいことです。

会社様からの見え方も

自分で自分をすごいとプレゼンするよりも

第三者に言ってもらう方が良かったりします。

もちろん最終的には自分も会社に出向き

熱意を伝えることが前提です。

 

 

 

 

テニス選手は基本的に全てを自分でやります。

飛行機やホテルの手配、練習相手やダブルスパートナー探し

ITFレベルになると

移動の仕方を調べて

一人で大きい思い荷物を持って移動します。

最近ではアジアの試合も増えてきましたが

コロナ後はアジアの試合も無いので

飛行機代だけでも15万〜30万かけて出向き時差と戦い

その後試合で勝つ準備をしなければいけません。

基本的にはこれを全部一人でやる選手が多いです。

 

 

 

 

試合をしに遠征に行くだけでも

一人でこれだけのことをしないといけない上で

スポンサー様探しも自分でやろう!

自分でプレゼンして会社様に何が貢献出来るか考えよう!

というのは私は酷だと思います。

特に高校卒業してプロになる選手がいるとすれば

試合どころでは無くなると思います。

 

 

 

 

それを私はわかった上で

それでも選手に伝えられる事があるとすれば

今の環境に不満があるなら

自分から我武者羅に行動しないと何も変わらない

という事です。

 

 

 

 

プロになったなら結果を出すのが前提だし

そのオプションとしてSNSを使い自分を広告する。

 

 

 

 

グランドスラムに行きたいのに

行くためにランキングを遠征行って上げたいのに資金が得られない

そのもどかしい気持ちもわかります。

 

 

 

 

でもその状況も自分で打開出来ないなら

プロでやっていくのは厳しいと思います。

 

 

 

 

と自分に言い聞かせて頑張ろう。

と呼びかけてみる。