今日はちょっと踏み込んだ話題かもしれん。

最近そういう話題が多いかもしれん。笑

 

 

 

 

私はプロになって14年?15年くらい経ってて

実はこの間もものすごく環境が変わっていて

一昔前よりもこう近代的になってきたというか。

 

 

 

 

使われる媒体も

テレビ、ラジオ、雑誌などが多かったのに

YouTube、SNS媒体など

インターネットで活動する人が増えた。

 

 

 

 

今特にツイッターなどでは

スポンサーについてだったり

もっとプロのプレーの動画がみたいだったり

色んなツイートを目にするが

選手は年々難しいポジションに立たされていると思う。

 

 

 

 

SNSで活動が多い=選手活動を怠っているのではないか

と未だに思われやすいと思っていて

全日本で優勝するまでは私にも

個人的にも結構そういった類のコメントなどはいただいていた。

 

 

 

 

かと思えばファンは自分の推しがSNSでの活動があると嬉しいし

そういった板挟みになりやすくなっているように感じる。

 

 

 

 

一昔前よりも現役のテニス選手がイベントをやることも増えたように思うが

それだけスポンサーさんからの支援が受けられない人達が自分で考え

それでも選手活動に専念したいという思いから派生しているもののように感じる。

前はたぶん試合だけに出て稼ぐかコーチ業をしながら稼いでいる人が主だった。

 

 

 

 

私の個人的な意見だが

私達がプロテニスプレイヤーになる上で

この上ない時間とお金を自分の人生に投資している。

 

 

 

 

早ければ3歳から遊ぶ時間、勉強する時間

主に両親が人生をかけて

自分の息子や娘という株に覚悟を持って

安くない金銭を投資する。

 

 

 

 

それだけの投資をしてもプロになれるのは

テニス人口のごくわずかである。

 

 

 

 

ここまで投資して時には魂も削って得られた

いわば情報商材のようなものを

SNSでバンバン無料で流している選手を見ると

サービス精神が旺盛だなあと私は思う。

 

 

 

 

今はJTAの決まりで100位を切ればプロになれる。

男女で200人+ダブルスプレイヤーの方々のみである。

曖昧だったルールがここまで明確になった。

 

 

 

 

じゃあプロと名前がついた中で

どれだけの人が遠征に行きつつ勝ってランキングを満足に上げて稼ぎ

何不自由なく暮らせているのか。

 

 

 

 

果たしてそれは選手がスポンサーメリットを考えきれていないことが

そんなに大きな問題なんだろうか。

 

 

 

 

選手達は自分がこれなら私にも出来る

と考えて一生懸命動いているんじゃないかなぁと思う。

昔のプロはそれこそ

テニスだけやって遠征回る

っていうプロがほとんどだったと思うし。

 

 

 

 

スポンサーメリットを考えスポンサー獲得するのも大切だが

根底には技術が伴って結果を出している

もしくは結果を出していくことに対しての覚悟がある

という気持ちを持っていてほしいなと私は個人的には思う。