訪問ありがとうございます。

 

前回の第13図から―

 

第13図以下の指し手

▲3六飛(か)(第14図)

△3六桂は嫌な手ですが、▲1八玉とすれば後手の持ち駒に飛車や金が無いので先手玉は詰みませんし、詰めろもかかりません。

ですからここは、▲8六歩と質駒になっている金を手に入れて、▲4一飛や▲4二飛(どちらも詰めろ)を狙っても先手の勝ちだったと思います。
しかし、かりんちゃんはよっぽど△3六桂が嫌だったらしく、▲3六飛…
攻めは遅くなりますが、「敵の打ちたい所へ打て」の格言通り△3六桂を消し、さらに5六の銀取りにもなっています。
 「かりんの自陣飛車。かりんさんはこういう手が好きなんです。」
(4段目でも自陣飛車と言うのでしょうか???)

 


第14図以下の指し手
△2五銀!(加)(第15図)

これは銀取りを見落としたポカでしょう。
△4四桂が良かったかもしれません。

 

 

第15図以下の指し手
▲5六飛(つ) △3六桂(竹)(第16図)

つるのさんは有難く銀をタダ取りし、竹俣女流は不本意な展開ながら△3六桂を実現させました。

ここでも▲1八玉とすれば後手に継続手段は無く、受けても一手一手の形なので先手の必勝だったでしょう。

しかし、トラウマの桂打ちを見たかりんちゃんは…

 

 

第16図以下の指し手

▲3六同飛(か)(第17図)

桂を恐れるあまり、今度は飛車を切ってしまうのでありました。

 

 

第17図以下の指し手
△3六同銀(加) ▲6一成桂(つ) △同 銀(竹) ▲5八飛(か)

(第18図)

いつ詰んでもおかしくないように見える後手玉ですが、△5五の角が受けにも利いていてかろうじて助かっている状態。

そこでかりんちゃんは▲5八飛と角に当てました。

 


第18図以下の指し手
△3七銀成(加)(第19図)

 「強い!厳しい手が来ました!受けてもキリがないので、最強の一手だと思います。」

 

 

第19図以下の指し手
▲3七同桂(つ) △3六桂(竹)(第20図)

再びトラウマの桂打ちを見たかりんちゃんは、遂に…
(手を挙げて)
「ウルトラマン来て欲しいです!!」

 

~ここから先は、将棋の内容とは関係がないマニアックな記事が続きますが、お付き合い下さい~

ついにウルトラマンを呼んだかりんちゃん。

その声に、すかさず隣のつるのさんが立ち上がります!
かりんちゃんは(違う、そっちじゃない!)という仕草。


―会場は爆笑―

 

本当にこう出来れば、どんなにいいでしょう…

uegkughcekさん、ありがとうございます。

 

ちなみに、この変身道具「リーフラッシャー」の小道具は、撮影当時つるのさんが個人で保管しており、撮影時にはいつも神棚から持っていったそうです。
そして、つるのさんは現在も隊服、台本、玩具、スタッフジャンパーなどを、個人で倉庫を借りて保管しており、円谷プロ以上に保管してある自信があるとか。

現在も神棚にあるという「リーフラッシャー」ですが…
「今日は道具を持っていないので、変身できなかった。」と局後のトークで話していました。
こんな事なら持って来ていればよかったですね。

来年に期待しましょう。

 

ついに「ウルトラマン トベ」の登場か?と思われましたが、
 「ここでですか…?ここは拒否します。自分の力で指して下さい!!」
 「えー!?、ダメですか?」
 「拒否!ウルトラマンキョヒ!!そんなウルトラマンいるんですか!?」

ここに、助けを呼んでも飛んで来ない「ウルトラマンキョヒ」という新たなウルトラマンが誕生したのでありました。


しかし、これは戸辺先生の意地悪とばかりは言えないでしょうね。
ピンチになったら助けるという事ならば、この局面はピンチどころか先手の勝勢ですし、助けに行くまでもないとの判断でしょう。

先手のトン死を期待している後手にも悪いですし…
そして、ここまで来たのだから最後まで自力で指して欲しいという思いもあるかと。

ここで頭の中に流れたのは、つるのさんの翌年のシリーズ「ウルトラマンガイア」の主題歌。

よーすけさん、ありがとうございます。

 

♪ギリギリまで がんばって
ギリギリまで ふんばって
ピンチのピンチの ピンチの連続
そんな時 ウルトラマンが欲しい

(中略)

ギリギリまで がんばって
ギリギリまで ふんばって
どうにもこうにも どうにもならない
そんな時 ウルトラマンが欲しい
ウルトラマンガイア♪

この歌の通り、まだ自力で何とかなるという事です。

古くは、初代ウルトラマンの37話「小さな英雄」で、
「ウルトラマンさえいれば、科学特捜隊は要らない!」

という考えに囚われ自らは戦おうとせず、ウルトラマンを呼び続けるばかりのイデ隊員に対し、ハヤタ隊員が変身をためらうシーンがありました。

 

また、帰ってきたウルトラマンでも、初期の郷秀樹隊員は、人間として最後まで戦わないと、一体化しているウルトラマンが変身の意思を示さないという設定がありました。

SagaKaiさん、ありがとうございます。

 

 

 「僕にはウルトラマン来ないんですか?」
 「隣にいるじゃない!」

 

TO BE CONTINUED…

情報提供:通りすがりの将棋ファンさん

 

 

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