昨日、術後三年を迎えました。

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いつも私の身体を気にかけてくれる母から、また1年無事に過ごせますようにと、4本目のリングをもらいました。

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いつも私の右手中指で見守ってくれています。


父からはお守りをもらいました。

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口下手であまり言葉にしない父だけど、私の身体を心配してくれているんだなと改めて思いました。

感謝です。

大切な家族たちを悲しませないで済むように、また一年元気に過ごせますように。

昨日は朝に薬を飲んだきり、手術のことを忘れて過ごし、気付いたら、あ、手術終わって病室に帰ってきたころだな、という感じでした。

でもあの日から三年だと思うと身が引き締まる想いがします。

左胸の痛みを感じながら、生きるためにそうするしかなかった自分の運命というか、自分ではどうすることもできずに手術を受けた自分の現実というか、そんなものと向き合いながらベッドの上でまったく動けずに過ごしたあの寝苦しい夜を思い出します。

やっぱりなんでがんになってしまったんだろう…と思います。

やっぱり病気になって私の人生は変わりました。

それが良いのか悪いのか、今はまだ分かりません。

がんになったからこそ得られたもの。

キャンサーギフトっていうとなんだかすごくキラキラして聞こえますが、私はまだキラキラした気持ちにはなかなかなれません。

がんを経験したからといって、素晴らしい人にもなれません。

私は私にしかなれなくて。

ゆっくりいこうと思います。

これからの新しい一年は。

生活を整える。

食を整える。

周りの人を大事にする。

時間を大事にする。

深呼吸。

を、心掛けようと思います。

すべてのことにありがとう。


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