新之丞にございます。
石田三成の青春を読みました!
サンライズ出版様から出されている松本匡代(まつもとまさよ)先生の最新刊です☆
殿の若い頃の空白の歴史を埋める大変素晴らしい本でした!
文体も美しく、話の流れも良いのですらすらと読めてしまいました。
そして読み終わる事にはかなり時間が過ぎていることに気づき驚きました(笑)
殿の律義さと素直さにもどかしく、歯がゆく、切なくなります。
大谷刑部殿の誠実さと飄々とした物腰に救われ、癒され、切なくなります。
道を違える福島殿や加藤殿、内府殿といった、本来敵として描かれる人々でさえ心理描写がしっかりとしているので憎めません。
立場の違いや守るべきものの重さ、小さなすれ違いが関ケ原の結末へと進んで行ってしまう流れにはらはらいたしますが…
最後の顛末には「ああ、そこを最後に持ってくるのか!」と驚くと共に、色んな感情が交錯して涙なしには締めくくれませなんだ…!
石田三成の青春。まことおススメでございますぞ!
是非ご購読あれ☆
……そして若干ネタばれ↓
案の定の無登場に哀情の新之丞(韻踏み)
それでは本日はこれまでにいたします。
ではでは!