こんにちは。
恋愛心理カウンセラーの木田です。
さて
恋愛が上手くいかない人の4つの思考シリーズ、
今日は3つ目。
「現実否定」
という思考。
現実として起こってほしくないとことが起きてしまったとき、または自分には起こりえないと思っていたことが起きてしまったとき、客観的に事実を捉え、解決策を考え実行しないという思考です。
恋愛で言うとたとえるならば、
デートに何度か誘ったが断られ続けてしまった
「私がこんなに誘っているのに断り続けるなんて馬鹿な男だ」
といったものが現実否定です。
これは自分に問題があるのではなく相手にあるのだと決め付けているのでそこで思考がストップします。
現実否定をやめれば、
自分自身のアプローチ方法に問題が無かったのだろうか?
もっと自分を磨くところがあるのではないだろうか?
相手の都合を考えていただろうか?
という建設的な思考が生まれてくるでしょう。
ただこの現実否定は、
自分自身を守るための防衛本能でもある。
だって認めなければ自分自身が傷つかなくてすむ。
例えば失恋したとき
「彼はたいした男ではなかった」
という考え。
失恋というどうしようもない辛さをやわらげるときのよくある考え方。
そう考えることで、気が休まる、他に注意を向けられるといったことであれば「まだ」マシかもしれません。
ただずっとこの現実否定を続けていると、本当の問題が見えなくなり、どう解決していけばいいのかわからなくなってしまいます。
今後同じ失敗、過ちをくりかえさないためには、ずっと現実否定をしていては×。
最初はちっちゃな問題であったものがどんどん膨れ上がって手がつけられなくなってしまったケースを僕はカウンセリングの現場で何度も見ています。
まとめると、
「現実否定は問題を見えなくする。ただどうしようもない落ち込みを和らげるために、一時的に使うのは悪くない。ただいつまでも続けていたら手のつけられない問題に膨れ上がっちゃいますよ」
ということでした。
さて、次回は
恋愛が上手くいかない人の4つの思考
最後の4つ目の思考です。