お向かいの ご主人が亡くなったと 娘さんが 連絡してきた。94歳だったそうだ。
奥様は 別の介護ホームにおられる。
この ご夫婦には 私は ひとかたならぬお世話になった。
先代のご夫婦に子供がいなかったので 孫のように世話になり その時先代のお世話をしたいた方である。 だから お向かいには 私の部屋があり 食事も 家より向かいの家で食べた事のが多い。
悪い盛りの腕白坊主。 あれして これして と色々迷惑をかけたであろう。
その後 娘さんが2人生まれた。 上のお嬢さんは私より9歳 年下だから 9年間は 向かえに家の一人っ子のようなものだった。
それから 60年位 敷地に車置かせてもらったり 我々がいない間 体の悪い両親に気を配って頂いた。
家を建て替えたので 来てね と言いながら 老人ホームへ入所してしまわれたので 来てもらうことも出来なかった。 それが残念である。
2日前から 少し熱があったけど 大丈夫だと思っていたら 急に調子が悪く成り 息を引き取られたそうだ。 娘さん2人と息子さんが 看取ったそうだ。
今は 唯 安らかにお休みになることを お祈りするだけである。