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★少々体調不良でコメントのお返事が遅くなり、また、ご訪問が全く出来ておりません。
体調が戻り次第ご訪問、コメントのお返し等させて頂きますので御容赦下さいませ。
😫😫ごめんなさい😫😫★
控室に戻ると里見会長が泰葉を笑顔で迎えてくれた。
「やあぁ、棋士として初戦で大勝とは立派だよ。おめでとう。」
「あ、ありがとうございます。里見会長のおかげです。」
【ふん、心にもない事を。てか、全部俺様のおかげだろうが!】
【煩いわね・・・。だから他の人と喋っている時は黙っていてよ。気が散っちゃうんだから。】
【・・・・凡人め。二人分くらい聞き分けられんのか?】
【・・・私は聖徳太子じゃ無いもん。無理よそんなの。】
【しかし・・・会長って暇なんだな。いつも出迎えてくれるじゃねぇか。】
【・・・暇って・・・ホントに口が悪いんだから・・・とても優しいのよ。おすぎだってそう言っていたじゃない・・・いい人だって。】
【あ、また、どさくさに紛れておすぎって・・・。】
「ところで晴耕志さん、次の新人戦だけれども対戦相手はもう決まっているのかな?」
「あ・・・すいません。今日の事で精一杯で次の予定まで確認していませんでした。」
「ああ・・・そうかも知れないね。じゃあ・・・帰りにでもちゃんと確認しておくんだよ。期待しているからね。」
「ありがとうございます。頑張ります。」
「じゃあね・・・。」
里見会長が出ていったその奥に人影が見える。
【あ・・・あれは・・・玉梓じゃねぇか。チッ、会いたくもない奴に会うもんだな。】
【えっ?玉梓先生?犬王タイトル保持者の?・・・】
泰葉は奥を見渡す。
【いや・・・犬王保持者の玉梓じゃない。息子の方じゃない。親父の方だよ。】
【あ・・・あの・・・昔、女流棋士と不倫して世間を騒がして引退しちゃった・・・永世名人の?】
【ああ・・・。】
【あ・・・でも、挨拶はしなくちゃよね。】
【ふん、ほっとけ。いけすかねぇ奴だから。】
【・・・あのね・・・おすぎはどうしてそう思うの?時々そう云う人が居るわよね?】
【・・・う~ん・・・そう言われるとそうだな・・・どうしてだ?なんでこんなにいけすかねぇ奴だと思うんだろう?・・・・
そこら辺が霧が掛かった感じでぼやけてるんだよな。多分その奥の方に自分の記憶があるような気がするんだが・・・・。】
【そうなんだ・・・なんだか複雑な事情がありそうよね。】
【ああ・・・そうだな・・・う~む・・・】
その時、話題の人物が奥から出てきて声を掛けてきた。
「こんにちは。話題の人だね。【おめ~がだよ!】【ちょっと!おすぎったら・・・】今日の対局はお見事だったよ。おめでとう。」
「あ・・・はい。ありがとうございます。ご挨拶が遅れて申し訳ありません。晴耕志泰葉と申します。よろしくお願いします。」
「ああ・・・いやいや、私はもう引退した人間だから、そう気を使わなくても構わないよ。次も頑張りなさい。・・・じゃあ、私はこのへんで失礼するよ。」
「あ・・・はい。ありがとうございます。」
【ふん、おべんちゃらだけは一人前だな。】
【ちょ、ちょっと!おべんちゃらって・・・礼儀でしょ?だって私は初対面なのよ。】
【・・・・う~ん・・・そこがどうにも理解が出来んな。なんで今日ここに居るんだろ?しかも・・・会長と一緒だったって事だよなぁ・・・・。】
【う~ん・・・よくわからないけど・・・そう云う事なのかしら。】
【とにかく・・・なんだか知らんがいけすかねぇ。】
【何よ・・・変よ?おすぎったら・・・意味も無くはぶててる気がするよ。】
【ああ・・・なんかはぶてとる気がするな・・・自分でも。】
続く
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「やあぁ、棋士として初戦で大勝とは立派だよ。おめでとう。」
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【煩いわね・・・。だから他の人と喋っている時は黙っていてよ。気が散っちゃうんだから。】
【・・・・凡人め。二人分くらい聞き分けられんのか?】
【・・・私は聖徳太子じゃ無いもん。無理よそんなの。】
【しかし・・・会長って暇なんだな。いつも出迎えてくれるじゃねぇか。】
【・・・暇って・・・ホントに口が悪いんだから・・・とても優しいのよ。おすぎだってそう言っていたじゃない・・・いい人だって。】
【あ、また、どさくさに紛れておすぎって・・・。】
「ところで晴耕志さん、次の新人戦だけれども対戦相手はもう決まっているのかな?」
「あ・・・すいません。今日の事で精一杯で次の予定まで確認していませんでした。」
「ああ・・・そうかも知れないね。じゃあ・・・帰りにでもちゃんと確認しておくんだよ。期待しているからね。」
「ありがとうございます。頑張ります。」
「じゃあね・・・。」
里見会長が出ていったその奥に人影が見える。
【あ・・・あれは・・・玉梓じゃねぇか。チッ、会いたくもない奴に会うもんだな。】
【えっ?玉梓先生?犬王タイトル保持者の?・・・】
泰葉は奥を見渡す。
【いや・・・犬王保持者の玉梓じゃない。息子の方じゃない。親父の方だよ。】
【あ・・・あの・・・昔、女流棋士と不倫して世間を騒がして引退しちゃった・・・永世名人の?】
【ああ・・・。】
【あ・・・でも、挨拶はしなくちゃよね。】
【ふん、ほっとけ。いけすかねぇ奴だから。】
【・・・あのね・・・おすぎはどうしてそう思うの?時々そう云う人が居るわよね?】
【・・・う~ん・・・そう言われるとそうだな・・・どうしてだ?なんでこんなにいけすかねぇ奴だと思うんだろう?・・・・
そこら辺が霧が掛かった感じでぼやけてるんだよな。多分その奥の方に自分の記憶があるような気がするんだが・・・・。】
【そうなんだ・・・なんだか複雑な事情がありそうよね。】
【ああ・・・そうだな・・・う~む・・・】
その時、話題の人物が奥から出てきて声を掛けてきた。
「こんにちは。話題の人だね。【おめ~がだよ!】【ちょっと!おすぎったら・・・】今日の対局はお見事だったよ。おめでとう。」
「あ・・・はい。ありがとうございます。ご挨拶が遅れて申し訳ありません。晴耕志泰葉と申します。よろしくお願いします。」
「ああ・・・いやいや、私はもう引退した人間だから、そう気を使わなくても構わないよ。次も頑張りなさい。・・・じゃあ、私はこのへんで失礼するよ。」
「あ・・・はい。ありがとうございます。」
【ふん、おべんちゃらだけは一人前だな。】
【ちょ、ちょっと!おべんちゃらって・・・礼儀でしょ?だって私は初対面なのよ。】
【・・・・う~ん・・・そこがどうにも理解が出来んな。なんで今日ここに居るんだろ?しかも・・・会長と一緒だったって事だよなぁ・・・・。】
【う~ん・・・よくわからないけど・・・そう云う事なのかしら。】
【とにかく・・・なんだか知らんがいけすかねぇ。】
【何よ・・・変よ?おすぎったら・・・意味も無くはぶててる気がするよ。】
【ああ・・・なんかはぶてとる気がするな・・・自分でも。】
続く