毎日のように入院患者さんは、病院にいらっしゃいます。

病院での入院経験は、貴重なモノとなっています。

寝癖🌀〰️💇の事をブログで、書いたので、、、。

2014年の夏以来、色々な経験をしてきました。

リハビリ病院に入院していた時に、髪を切りに美容室に行ったのですが、、、。

個人で経営している初めての美容室に行きました。

頭に傷があったから、、、。

病気の前に行っていた美容室は、

何か聞かれても

失語症があった為に、上手く答える事が出来無いと思っていたから、、、。

リハビリ病院を退院して、主治医から毛染めの許可をもらい、いつもの美容室へ、友人と共に行きました。

(病気になる前に、友人がいつも行っている美容室を紹介してもらい行き始めた個人経営のお店です。)

失語症がある為に、説明は友人にお任せしました。

「傷を隠す髪型を、、、。」と言ってもらいました。

病気になった事、失語症である事、美容師さんに、友人との会話を通して、理解して頂きました。

髪型は、おのずと長めになっていました。

ある程度のショートカット、耳は見えない、前髪も長めに切って頂きました。

ところがある程度の期間が過ぎると、長い前髪が邪魔になり始め、堪えられなくなってくるのです。

元々、ショートカットの私としては、、、。

2、3回は、傷を気にしつつカットをしてもらったと記憶しています。

ある日、美容室に私一人だけ、他のお客さんもいない時に、

「傷が目立つのがイヤなんですよ。前のように、ショートにしたいのに、出来無いんですよ。」

と何気に呟いたところ、、、。

美容室のオーナーさんが、

(厳密に覚えていないのですが)

「しょくぱんさんが気にする程、まわりの人の気にして無いと思うけど、、、。」

「自分が気にするから、気になるだけで、試しに切ってみますか？」

というニュアンスの事を言って頂きました。

あれから何年も経ちますが、前髪をあげていても傷が気になる事は、一切ありません。

私の傷は、少しだけ左のおでこが陥没しているんです。

それと左側の開頭の傷。

手術して下さった脳外科の医師の配慮と、

美容室のオーナーさんの一言によって

今の私があります。

美容室のオーナーさんに

「自分が気にしているだけ、、、。」

「まわりの人は、気にして無い、、、。」

の言葉は、絶大な効果がありました。

私は、今、出逢う患者さんに美容室で言って頂いた言葉をお伝えしています。

(追記)

髪を掻きあげて、良く見ないと傷がわからないのですよ。実際に、私の傷を見ると驚かれますが、、、。

でね。

「そんな傷があるとは、全然わからなかった。」

と言われます。

今では、傷がある事すら忘れて生活をしています。

自分が気にして、頭に手をやると、目線が頭の方に行きますよね。

今になって思うと、自分が目線を誘導している事に気が付けますが、、、。

何かの参考になれば、幸いです。