続きです!
※相櫻
※BL
自己責任でお願いします🙇🏻♀️
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久しぶりに入った雅紀の部屋は
まだ開かれていない段ボールが積み重なっていた。
「翔ちゃん、いいの?」
「ねぇ、見て。」
まだ迷いのある雅紀に見せつけるようTシャツを脱いだ。
「っ!?」
息を飲んで目を見開いた雅紀の瞳には、肌色を探すのが難しいほど痛々しく色づいた痣がどんな風に見えているのだろう。
「こんな身体じゃ、誰も抱きしめたいと思わないだろ?w」
自嘲して笑ったが、きっと本当のことだ。
「俺が抱きしめるよ。」
「雅紀…」
「翔ちゃんが俺でいいって言ってくれるなら。」
ふわっと優しく包むように俺を抱きしめた雅紀。
熱い手が背中に回るとホッとしてしまった。
直で肌を撫でる温かい手のひらだけでイケてしまいそうだった。
「フッ、雅紀、俺に反応してくれてんの?」
自分のモノも熱を持ち硬くなり始めてることを悟られないよう、余裕を見せ挑発するように雅紀のモノを撫でた。
「ッ!…翔ちゃんは、その…慣れてんの?」
「まぁ、付き合ってたくらいだし。雅紀は?」
「お、男とは、初めて…」
それは裏を返せば女とはしたことがあるということだ。イライラしてしまう。
「女と違いすぎて気持ち悪くなるかもな。」
「ならないよ。」
「まじで無理だと思ったらぶっ飛ばして逃げればいいよ。」
「そんなことなんないよ。だって…今までで一番興奮してる…翔ちゃんに。」
素直な雅紀の言葉が嬉しくてブルっと身体が反応した。
今すぐにでも雅紀のモノを欲しがって、力が入ってしまう。
「翔ちゃん、キスしたい…」
雅紀の唇を拒む理由は探さなかった。