OWNDAYSはインドと共に世界で戦う | OWNDAYSの社長のブログ

OWNDAYSはインドと共に世界で戦う


2023年が始まりました。

今年の初売りは、3年ぶりのコロナによる制限が何も無いのに加えて、曜日の並びも良いのでセール期間は最大9日間と長期間に渡ります。

今年は全国の各店舗で過去最高売上の更新も見込める期待値MAXの新年初売りになりそうです。

昨年一年でOWNDAYS最大のトピックは
インド🇮🇳のレンズカート社(Lenskart Solution Private Limited)と経営統合し、店舗数2000店舗、時価総額4000億、販売本数600万本超でアジア最大のメガネチェーンになったことでした。

財務体質も更に盤石になり、SBVF、KKR、Temasek他、海外のメジャーファンドが多数、株主となり、経営にも今までより更に高い倫理観と結果責任を求められるようになりました。

これに伴い、日本の本社で行われる各種の社内会議も英語ベースで行われる事が多くなりました。
もちろん、僕の英語力は一ミリも向上しませんが、通訳のアンの英語力は3段階くらい一気に上がりました。

日本で成長した後に、海を越え海外へと出ていくブランドやグローバル展開を声高に標榜する企業は数あれど、売上や収益など本当の意味で海外を主戦場にできているのは旧来からある商社やTOYOTAのようなメーカーを除くと未だにUNIQLOとダイソーくらいしか見当たりません。

日本企業の9割を占めるとも言われる中小企業やスタートアップのほとんどは、日本経済が地盤沈下し続け、国際競争力が急激に下がり続ける現実から目を背け
対処療法的に、日本国内の先細りする資産を奪い合うことに終始しているわけですが、そんなかりそめの成長では、今後、自社を大きく成長させるどころか継続していく事すらも危ういという現実に、昨年後半に加速した想定外の円安で改めて気づかされたという経営者も多かったのではないかと思います。

昨年の夏、レンズカート社との経営統合を発表した後は

「業績が悪いから買収されただけだろ(笑)」

などと小馬鹿にしたような声はSNSなどで、ちらほら見かけましたが、なぜこのタイミングでOWNDAYSがインド企業と一緒になる選択をしたのかを正しく理解できている人は誰もおらず

その背景には、インドで今起きている現象・・中国の人口を追い抜き、世界中の投資マネーが100億、1000億と桁違いに注ぎ込まれ、アメリカ・中国に対抗する第三極として広くアジア全体を主戦場とした地殻変動が、あらゆる業界で同時多発的に既に起きていることを日本の経営者や金融機関はほとんど知らない、いや感心すらも無いという現実がありました。

そんな現実に、落胆を通り越して唖然として最早呆れてしまいました。

すいません、これは単なる愚痴です。


まあ人は人。自分は自分。
OWNDAYSは公開企業でも無いし、残念ながら日本国内の証券市場には魅力を感じる事ができず、上場する予定も無いので、日本の経営者や投資家、金融機関にどう見られても、今のペースで成長と利益を出してさえいれば微塵も影響は無いので、今年はより天上天下唯我独尊、好きなように我が道を行き、全てのプロジェクトに「インド」というレバレッジを掛けることで、桁違いの成長を目指して行きたいと思います。

もちろん日本国内シェア1位も時間軸を巻いて獲りに行きます。

今年はようやくコロナ禍での移動制限が本格的に世界中で緩和され、移動の自由を再び手にできるようになりました。

先輩方が築いた「JAPAN」というブランドに信頼と価値が残っているのはあと僅か。おそらく持って10年、早くて5年というところでしょうか。

何事も落ち目になり負け筋が見えてから、巻き返しを図っても上手く事は運びません。


「日本の負けが本格化する前に、いち早く日本を飛び出し、日本という付加価値を高く売り、大きな市場を一足飛びに獲り、そこで得た果実を日本へと持ち帰り、持続できる真の成長力を身につける。」


これは10年前にシンガポールに進出してからずっとOWNDAYSの社内では当たり前の合言葉として言い続けてきたことです。

来年からは、この3年間、思うように海外を動き回れなかった鬱憤を晴らすが如く、よりスピーディーに、そしてより大きなスケールで「メガネで見えるその先の世界へ」とOWNDAYS全体を走らせていこうと思います。





という事で海外勤務がしたい英語力堪能のビジネスマンを大募集中という圧倒的なステマでした。
小売の経験がある人なら尚良し。
世界を舞台に勝負したいぜ!!という方はこちらからご応募お待ちしております。