さすがに私は元姑に頭にきた。
すぐに元夫に電話をした。
『なんで、元姑さんに、引越しを強要されないといけないのよ・・・!』
『とにかく、この間の事件のこともあってさ・・・。
嫁さんが機嫌が悪いんだ・・・。
実は長女、同棲相手のために、150万も消費者金融に借りてたんだ・・・。
それを、オレが全部払ったからさ・・・。』
また、頭にきた。
そんなお金があるんだったら、自分のノンバンクの借り入れをさっさと返したら?
こっちは迷惑してんのよ!?
『まあ、元嫁さんとは、それでもう養育費は終わりって話がついたから。
でも、今の嫁さんは今度はキミが養育費を請求してくるんじゃないかってイライラしてるんだ・・・。』
さらに頭にきた・・・。
養育費は、アナタの支払い義務でしょ!!
『わかったよ!じゃあ養育費の調停をするからね!
そうしたら、奥様もあきらめるでしょ!』
『やめてくれよぉ・・・。
オレをバツ3にしたいのかよ・・・。
そんなことしたら、オレは嫁さんと別れるよ。
それで、キミのところに戻るよ?
それでもいいの?』
『人を不幸におとしめることはやめようよ。
お互いに穏便に過ごそうよ。』
あきれた・・・。
平和に暮らせないのは、アナタのせいでしょ!
それで今度は脅し?
なんで、私があなたに脅されないといけないのよ・・・。
自己中心的にもほどがある。
でも、この言葉は、今も私にとっては恐怖になってる。
なかなか効果的な言葉を使ったと思うよ。アナタのわりには。
私は今もって養育費の調停はしていない。
私のせいで、彼が離婚するなんてイヤだ。
もしかしたら、人が不幸になるんだったら、そんなことは出来ない・・・。
元姑から、すぐに電話がかかってきた。
『アンタ、なんで息子に告げ口するのよ~!!
息子に怒られちゃったじゃないか!!
とにかく、アンタはもう関係ないんだから、私たちに関わらないでよ!!
金輪際、縁を切りますから!!
もう、二度と電話しないからね!!』
勝手にまくし立てて、また勝手に電話を切られた。
この、元姑さん、このあとも、また何度も電話してくるけどね。
はあ・・・。自己中親子。