「ウチの甥の話を聞いて」
それはそれはオモシロそうにサダコさんが話し始めた。
ぼく、わんこ。おともだちが、たくさんいるよ。ぼく、だれとなにしてあそぶのが、いちばんすきだとおもう? あててみて! それは、みんなといっぱいあそんだあと、パパとね…。おちゃめなわんこの一日を、カラフルでダイナミックな絵で描く。
サダコさんの甥ユウジくんは、教師を目指してがんばっていたのだが、なかなか教員免許の試験に合格しない。
お、おもしろいか(°д°;)?
本人もそろそろ諦めかけた時、父親の病気をきっかけに、家業である農家を継ぐ事になった。
暗くなってきたぞ(゜д゜;)
ユウジくんは、父親の希望で教師になる事にしたのだが、本人は子供の頃から農業をしたかったのだという。
今時のワカモノにしてはめずらしい。
だが問題が生じた。
結婚を前提に付き合っている彼女が猛反対したのだ
「年収200万円じゃ結婚できないから、他の仕事に就いて」と。
ユウジくんの実家は大規模の農場を経営しているのだが、新人のユウジくんに払える金額はそれくらいだと…。
結婚も考えているから、実収入まで告白したのに(T▽T;)
そうか、結婚できないのか…。
父親は大切だが、やはり大好きな彼女と結婚したい。
農場は従業員と親戚のオジサン達に任せ、あっさり転職した。
若いな(;´Д`)ノ
転職先は外資系の保険会社だ。
頑張った結果、年収は600万円近くなったらしい。
そこで、さあ、そろそろ結婚…という話題になった時、彼女がとんでもない事を言いだした。
「その体型じゃ結婚できない」
ええ~~~っ(((゜д゜;)))!!
客の都合に合わせて働くユウジくんは、就業時間が不規則になり、深夜に食事をしている為か、ぽっちゃりとして、お腹が出て来た。
そうか、太っていては結婚できないのか。
ユウジくんはがんばって、食事制限やジム通いで、1カ月で身体を引き締めた。
なんと今度は彼女の方から言ってきた。
「そろそろ結婚だね(`∀´)」
ところがユウジくんの答えは
「…ごめん、やっぱり無理みたい」
ええっ(((゜д゜;)))!
「やっぱり接客とか営業とか向いてないみたいだし、それに農業が一番好きだし・・・」
彼女からは、就職浪人を支えて来た5年間を返せと責められた。
たが、彼が農業を続けるなら、結婚する気はやはりないという。
農業では支えてくれないらしい(+_+)
彼はその後、自治体の「嫁探し」支援で、自然の中で出来るだけ自給自足したいという女性と知り合って結婚した。
詳細を知りたい(°∀°)b
彼は決して自給自足を望んでいるわけではないらしいのだが、奥さんの希望に従っている事が、とても幸せそうだという。
最初から片鱗見えてたし(゜д゜;)
なにはともあれ、好きな事を仕事に出来るって、理解してくれるパートナーがいるって、なんて幸せなんだろう。
サダコさんは言う。
「そんな自分の都合ばかり押し付ける女に、ウチのカワイイ甥を持って行かれなくてホント良かったわ」
いや~、聞いた限り、ご結婚された女性からも、なかなかどうして尻に敷かれているみたいですけど(^▽^;)?
Q 好きな事してる?
A してる~
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