サトコさんの職場は9時から始業だが、前日からの仕事が積もり積もっていた為、朝7時半に出勤した日の事。
てっきり一番出社だと思っていたのに、フロアの中に陰鬱な人影があった
いや、幽霊ではなくタロウくんだった
何故遅刻魔のタロウくんが∑(゚Д゚)??
ママは朝からごきげんななめ。そうじやせんたくがやまほど。すごくいそがしいんだって。だからぼくはママのためにまほうをかけてあげたんだ! ぼうやからママへの素敵な愛のおくりもの。
「タロウくん早いね~遅刻しなかったんだ~(・∀・)」
疑問をそのまま口にしてしまった(^▽^;)
「昨日から帰ってません」
え、どういうこと(°д°;)?
聞けば明け方まで作業し、その後退勤のタイムカードを押して朝マック
帰って出勤のタイムカードを押して、今日も仕事を開始する所だという。
なぜこんなに仕事に追われているのか(゜д゜;)
タロウくんはだらしないが、仕事の段取りは良くできる男だ。
しかし不測の事態が起きた。
他の担当者が突然姿をくらまし、その分の仕事がタロウくんの元へ回って来た。
そしてその結果、通常の四倍の業務量に追われる事となった。
さすがはブラック企業(((゜д゜;)))
最近のタロウくんは仕事の納期に追われる日々を過ごし、徹夜が続いている。
見兼ねてやっと別チームから応援がやって来た。
それでも仕事は終わらない。
死なないでヽ(;´ω`)ノ
翌日もサトコさんは早朝出勤をした。
タイムカードを見ると、昨夜もタロウくんは深夜2時までがんばったようだ
今日は優しく労いの言葉をかけようと考えつつタロウくんの出勤を待っていたのだが…始業時間になってもタロウくんは現れない(°д°;)
いや待て、あの疲れようでは泥のように眠っているのであろう
“少し”の遅刻くらい見逃してあげようと思い、自分の仕事に没頭していたら、気付けばお昼になっていた
ほっとき過ぎ~( ̄□ ̄;)!!
やっと電話をするも、出ないし、メールにも返信は無いし、なんの連絡もない
お昼過ぎていつもの応援者がやってきた。
「あの・・・タロウくんは(^▽^;)!?」
事情を説明してお帰り願った
行き倒れていないか!(´Д`;)?
警察のお世話になっていたりしないか(°Д°;≡°Д°;)?
そんな心配をよそに、やっと連絡があったのは19時過ぎ
電話を受けたスタッフが言った。
「タロウくんは21時から出勤するそうです…( ̄Д ̄;;」
いつから彼だけフレックス(°д°;)
「いよいよ会社の近くに部屋を借りなければ限界…。」
という思いが益々募って行ったタロウくん。
しかし、この多忙さでは物件を見に行く時間すらないのだ。
休みは寝て過ごしたい(;´ω`)
「家族も薄々ブラック企業だと思ってはいたみたいなんですが、あまりに帰ってこない日が続いたもので、ついにアキコ が
「代わりにアパート見に行ってこようか!?」
って言い出したんですよ」
引っ越し先を探してくれる。
ありがたい
家がバレる
いない間に掃除される
プライベート丸裸
という図式が容易に想像できた
仕事はもちろんのこと、通勤時間を減らしたいのだが、母親にプライベートを知られたくないという葛藤と戦っているタロウくんだ
Q 職場環境に問題はありませんか(゜д゜;)?
A みんなとても優しくしてくれます(°д°;)
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