近所の雑貨屋さんに立ち寄ってみました。知人からいただいた差し入れのお返しになるようなモノは売っていないかしら、という目的もありまして。ふらりと入ったのですが、幸いながら知人が好きそうな可愛らしい手作りポーチが置いてあったため、お返しにぴったりかもとスムーズに購入できました。ささやかなプレゼント的な感覚で受け取って欲しいものです。海外の職人さんや、日本の福祉施設など様々な場所で作られる織物や衣類、食器に小物などを販売している雑貨屋さんでして、とある企業の方々が仲介しているそうです。｢お店で売りますから作ってください｣と海外国内あちこちに出向き交渉して、ステキな商品達としてお客さんにお見せする橋渡し役になっているんですね。遠い国の小さな村で職人さんが作ったモノが我が家のすぐ近くで売られている…雑貨屋さんに商品がやって来るまでの経緯を想像したら不思議な縁を感じてしまいましたよ。
お返しを購入し、ふと食器コーナーに目を向けると木製のスプーンが目に入りました。アジアのとある国で働く材木関係の職人さんが手作りしたスプーン…ユーカリの木から出来ているとのこと。｢ユーカリの木をはじめて触ったかも知れません｣と店員のレディに言うと、｢そうですよね、なかなか機会ないですよね｣と納得されちゃいました。なめらかで温かみのある小さめのスプーンでした。｢この先、ユーカリの木から出来た何かに触れるチャンスないかもなぁ｣と考え、思わず購入しました。使い心地はかなり良く、お気に入りの食器になりそうです。途中で｢珍しいですよね。ユーカリ製の食器使うこと、この先あるかな｣とつぶやいたら｢それが今、ですよ｣とお茶目に返してもらったのも嬉しかった…。