「不安な夜1」
「不安な夜2」
只今「不安な夜1」をリク罠にした魔人的お祭り開催中!
始まりはひとつ、終わりは幾通りも!!な
パラレルエンディング★リク罠 「不安な夜」
続編お披露目特設お祭り会場はこちらо(ж>▽<)y ☆
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
「不安な夜3」
ーーUser unknownーー
ハッキリ言って、意味がわからなかった。
どうして、俺は彼女にメールが送れないのか。
(送れない筈がないだろう?)
例え、彼女が俺を好きではなくても、
メールぐらいは受け取ってもらえる仲な筈なのだ。
(何かの間違い・・・・・・・・・・・)
そうに決まってる!そう思いたかった。
だから、何度も何度も送った。
ーー最上さん、今日は美味しい食事を有り難う。俺はまだ起きてるから、無事についたらメールだけでもしてくれないかな。君が心配だから。ーー
2回目となるメールは最初に送ったものをもう一度送信した。
そして再び読むこととなる、エラーメッセージ。
3回目からは、新たにメッセージを打ち込んで送った。
ーー最上さん、今日は美味しい食事を有り難う。このメールはちゃんと届いた?どうもおかしいんだ。君にお礼を伝えたくて、さっきから何度もメールを送っているのに、エラーメッセージが出てしまうんだ。これを読めたのなら返事を送ってくれないかな。ーー
ーー最上さん、君へのメールが送れないんだ。おかしいよね。でも、今度はちゃんと届くかもしれない。届いたら返事を送って。心配だから。ーー
ーー最上さん、メールが送れないよ。さっきから、エラーメッセージばかり返されてる。君からのメールがほしいのに。読んだら返信を頼むよ。ーー
ーー最上さん、どうしてメールを受け取ってくれないんだ?おかしいよ、何度も何度も送っているのに。おかしい!ーー
ーー最上さん、メールを受けとって。お願いだ。ーー
ーーUser unknownーー
ーーUser unknownーー
ーーUser unknownーー
ーーUser unknownーー
・・・・・・・・・・・
10回目のエラーメッセージを受け取ったところで、漸く俺はメールを打つ手を止めることができた。
(メールが駄目でも、電話ならかかるかもしれない)
普段の俺なら1回目のエラーメッセージを見た時点でしたであろう行動・・・・・・・・彼女の携帯に電話をかけるという行為を、何故か震えてしまう自分の指に邪魔されながらもなんとか果たした。
だが、そうしてかけた電話にも彼女が出てくれることはなかった。
何度かけても、聞こえてくるのは、彼女ではない女性の声。
「この番号は現在使われておりません。番号をお確かめ・・・・・・・・・・・」
どうして?
どうして?
こんな声なんて聞きたくない!
(俺が聞きたいのは、最上さんの声なんだ。)
どうして、通じない?
(俺のこと・・・・・・・・・・・嫌いになった?)
だから出てくれないの?
いや。
違う。
きっと違う。
何か事情があって携帯を変えただけなんだ。
明日になったら・・・・・笑えるような理由が判明するんだ。
きっと。
(うん、とりあえず明日、社さんに聞いてみよう)
最上さんの携帯電話が不通になった理由を深く考えることを拒否した俺の脳は、「明日と社さん」を精神安定剤にして睡眠を取る様にと命令してきた。
「もう寝よう・・・・・・・・・・・」
明日からの自分がどうなってしまうのか・・・・・・・・・・・そんな不安を忘れるため、俺は彼女の笑顔だけを脳裏に浮かべながら眠りについた。
続く。→「不安な夜4」
「不安な夜2」
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「不安な夜3」
ーーUser unknownーー
ハッキリ言って、意味がわからなかった。
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(送れない筈がないだろう?)
例え、彼女が俺を好きではなくても、
メールぐらいは受け取ってもらえる仲な筈なのだ。
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そうに決まってる!そう思いたかった。
だから、何度も何度も送った。
ーー最上さん、今日は美味しい食事を有り難う。俺はまだ起きてるから、無事についたらメールだけでもしてくれないかな。君が心配だから。ーー
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そして再び読むこととなる、エラーメッセージ。
3回目からは、新たにメッセージを打ち込んで送った。
ーー最上さん、今日は美味しい食事を有り難う。このメールはちゃんと届いた?どうもおかしいんだ。君にお礼を伝えたくて、さっきから何度もメールを送っているのに、エラーメッセージが出てしまうんだ。これを読めたのなら返事を送ってくれないかな。ーー
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ーー最上さん、どうしてメールを受け取ってくれないんだ?おかしいよ、何度も何度も送っているのに。おかしい!ーー
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(メールが駄目でも、電話ならかかるかもしれない)
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だが、そうしてかけた電話にも彼女が出てくれることはなかった。
何度かけても、聞こえてくるのは、彼女ではない女性の声。
「この番号は現在使われておりません。番号をお確かめ・・・・・・・・・・・」
どうして?
どうして?
こんな声なんて聞きたくない!
(俺が聞きたいのは、最上さんの声なんだ。)
どうして、通じない?
(俺のこと・・・・・・・・・・・嫌いになった?)
だから出てくれないの?
いや。
違う。
きっと違う。
何か事情があって携帯を変えただけなんだ。
明日になったら・・・・・笑えるような理由が判明するんだ。
きっと。
(うん、とりあえず明日、社さんに聞いてみよう)
最上さんの携帯電話が不通になった理由を深く考えることを拒否した俺の脳は、「明日と社さん」を精神安定剤にして睡眠を取る様にと命令してきた。
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続く。→「不安な夜4」