リク罠リスト&逆引きドボン作品記録<7>

被害者250名まであと少し。リク罠のシステムをまた少し変更いたします。常設リク罠のうち、募集完了のリク罠は受付終了。それ以外は、先にドボンした方とリク部分以外の内容が被らなければ、同じ罠に幾らでも嵌っていただけます!個性溢れるパラレルエンディングを期待しています。

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【リク罠194】2017-4
「妖しい二人(仮)」
この罠は一般募集していません。
<リク罠>「TRAGIC MARKER」の時の監督が、当時本当にびっくりしたあのヤンマガ兄妹が忘れられず、強く印象に残っていたことで、違う人物だが兄妹ペアでのバイオレンスアクション映画の企画を立てた。
カインとセツとはビジュアルも性格も違うが、兄妹命でべったりな設定ははそのまま。
主役はもちろん、蓮&京子。
(蓮は、当然ながら、映画公開後に正体を公表。セツな京子は未成年だったこともあり、サポートでしたセツカは正体謎のまま?←公表でもオッケー)
「TRAGIC MARKER」の撮影のラスト付近では、蓮への想いを隠せなくなり、セツにはなれない精神状況になっていたキョーコは、その後何とか普通に振る舞い、蓮と先輩後輩の関係を維持していたのに、また濃い接触を求められ不安に思う。
蓮からすれば、待ち望んでいたチャンス。
さてさて、「TRAGIC MARKER」からどれだけ時間が経ったかわかりませんが、またカイセツにように互いの距離が近い役をしたらどうなるんでしょうか。
海外のホテルで泊まるとして、撮影時同部屋、プライベートタイムは別部屋になるとは思いますが...蓮さん猛アピールしたりして?
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録244>poppiさん:『ANI★KOMA』全8話 


【リク罠195】2017-4
「RINJIN(仮)」
<リク罠>もしもお隣に越してきた人が運命の人だったら。お隣さんとの恋を描くドラマ「RINRINJINJIN」で、恋に落ちる主役の男女を演じることになった敦賀蓮と京子。
しかし、キョーコはともかく、セレブ育ちの蓮は「お隣さん」と交流が生まれるような場所に住んだことがない。実家は隣近所全てが広大な敷地を誇る豪邸であり、強固なセキュリティーで守られた侵入不可物件。そして、極狭住宅といえばな日本でさえ、マンションのワンフロア占拠な一室で一人暮らしをしている蓮。
洗濯物を干していて目があう?そんな経験ナイナイ。丁度行きや帰りの時間が同じで、ドア前でバッタリ?ナイナイ。おしょうゆを借りる?ナイナイ。洗濯物が飛んできた?ナイナイ。怖い目にあった隣人の女の子をかくまう?ナイナイ。
別に実体験する必要はないのに、隣人の気配がする暮らしを体験したいと、自分の寝室とゲストルームをそのドラマの中での隣あわせの家に見立てて生活してみたいとキョーコに強請る蓮。
さて、彼の狙いは? ←キョコさんと一緒に住みたいだけです。そして、あわよくば...
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録256>ののさん:『隣人「RINlJIN」』全10話


【リク罠196】2017-4
「運命の賜物(仮)」
<リク罠>互いに猛烈に忙しく、以前のように頻繁に連絡を取り合い、互いのスケジュールを把握したりもできなくなっていた二人。そんな二人が、約束もしていないのに、海外でバッタリと...。
キョーコロス、蓮ロスだった二人。双方が仕事中であったので、挨拶をしてすぐに別れを告げるしかなかったが、偶然にも二人ともが撮影の都合により翌日から3日間の仕事のオフになったことを知る。チャンスとばかりに、「今夜出発でロマンチックな古城に泊りがけで遊びに行こう」と誘う蓮。キョーコもそれを了承し、恋人未満の二人は、2泊3日の旅行に出ることに。蓮が予約を取ったのは、古城ホテルのスィートルーム。そこで蓮は...。
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録245>かばぷーさん:『お城へ行こう!』全6話


【リク罠197】2017-4
パラレル「大家の主張(仮)」
<リク罠>記憶喪失となったキョーコは、短期入院を終え、自宅に戻ることとなった。身内はいるらしいが多忙とのことで、病院の入退院の手続きや記憶にない自宅への帰宅に関しては、キョーコ本人の仕事関係者だという人間が手伝ってくれた。退院の日。その自称関係者、褐色の肌をしたエスニックな容貌の美しい男が案内してくれたのは、記憶の有無関係なしにキョーコが知らない家だった。
案内人の説明によると、以前住んでいたマンションは、大家の都合により急に住めなくなった為、まだ賃貸契約の残る住民には新しい物件への無料住み替えサービスを行うことになったが、その住み替え期間にキョーコは入院していたので、引っ越しも代行して済ませてくれたとのこと。案内されたその新しい住居は、不思議なつくりの豪邸で、住人は何故か家主である大家の敦賀蓮と、入居者であるキョーコの二人だけ。
不自然なことだらけで納得がいかないキョーコだったが、自分の記憶がない以上、大家の敦賀蓮のおかしな主張を飲むしかない。記憶喪失な状態で新居を探したり就職するのも難しく、まずは言われるままにそこでの生活を始めるしかないと覚悟を決めたのだが、その後も大家の主張や行動は驚くものばかりで...。
メモ:恋人同士になる直前ぐらいの時期。広いとはいえ同じマンションの一室に同居や同棲の理由は作れず、苦肉の策で、キョーコの一人ぐらしの家の大家になりすました蓮。当然キョーコの他所での自立や引っ越しも許さず。(芸能人同士だと書きにくかとパラレルにしましたが、設定はご自由にどうぞ)
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録248>ののさん:『大家さんは王子様?!』全7話


【リク罠198】2017-4
「パパとママは我慢の限界!(仮)」
<リク罠>普段は大和撫子な着物美人、だがその正体は諜報機関で働く現代の忍者...というハリウッドからのオファーを受け、短期の仕事で渡米したキョーコ。場所がハリウッドということで、滞在期間はキョーコが「先生」と呼ぶクーの自宅に泊めてもらうことになった。
キョーコを招いたクーとその妻ジュリアナは、すでに自分の息子の長年の想い人がこのキョーコであると知っているし、息子久遠の心の闇も消滅はしていなくとも無事乗り越えることができたと把握済み。そして、息子が愛するキョーコが抱えていた「愛されない愛されるはずもない子供」という想いもキョーコ自身のびっくりするほど前向きな行動により良い形に消化されてきたと聞いていた。
キョーコと共に暮らし始めたことで、彼女の方も日本で「敦賀蓮」として過ごしている息子久遠が好きだと気付くことになるクーとジュリアナ。
魅力的な女性へと成長したキョーコと生活するうちに、数日に一度キョーコにメール連絡する程度の行動アピールしかしない息子ののんびり加減に焦りだす。
そして心配の限界を迎えたクーとジュリアナは、息子のお尻を叩くために、久遠にライバルの存在をアピールすることに...。
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録257>ののさん:『キョーコの「ヒズリ家」滞在記』全35話NEW


【リク罠199】2017-4
パラレル「任務(仮)」
<リク罠>特技は剣道、合気道、空手というキョーコは、要人警護を専門とする警備会社に就職。3か月の新人研修期間を得て、2年間に及ぶ現場実践警護研修期間に入った。今後2年間は半年毎に配属が変わり、その都度異動先の先輩の補佐をしながら勉強することになる。キョーコもその教育ルールに従い最初の半年は大人数での警護活動を担当する部署に配属され、その半年後には要人の個人警護を専門とする部署に異動させられた。依頼された要人の警護任務に、後方支援のメンバーを入れて5〜20人で当たるチームへの配属である。当然ながら研修中であるキョーコの仕事は後方支援役の先輩の補佐の筈だったが...それは最初の1か月で終わってしまった。独身である依頼人がパーティの付き添いのパートナー兼警護として、着物やドレス姿でも洗練された所作で動ける若い女性を希望したことで、キョーコは研修中の新人ながら、警護兼パートナー役という面倒で気を使う任務を担当せねばならぬことなってしまったのだ。仕事の割り振りをする部署では当初、チーム内や他部署のベテラン女性に担当させる予定だったが、「当然だけど、私の妻の代わりみたいなものだからね。パーティでは綺麗な英語でソツなくウィットに富んだ会話をしてもらわないと困るし、着物やドレスを優雅に着こなして、上品に振舞ってくれないと困る!」という警護対象の要人の無茶振りにより、状況が変わった。「英語はなんとかわかるけど綺麗な英語と言われると...それに加えパーティでウィットに富んだ上品な会話?そこまでは無理!」「着物?成人式で着たことあるだけだから、あんなの着て楚々として振舞いつつ警護なんてできるわけない!」と、警護担当だけにほぼ体育会系で「趣味は男に負けない筋肉を育てることです!」と部署の飲みの席で語るようなベテラン女性達が全員候補から外れてしまったのだ。困った会社が社内で依頼人のリクエストに叶う警備力にプラスしたスキルを持つ女性がいるかどうか調べたところ、100パーセント条件に合致したのは新人である最上キョーコ1人であったのだ。
そんなわけで大役を担ったキョーコは必死に自分の仕事をこなし、警護対象の要人にも喜ばれていたが、任務開始当初からチームリーダーである隊長の敦賀蓮の機嫌と副隊長である社の胃の調子は悪化の一途をたどっていた。
密かにキョコさんに惚れたリーダーは心配&嫉妬で大変な感じで!!任務の放棄はできないけれど、終わったその日には...どうなるのかっ!
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録246>かばぷーさん:『任務』全12話 


【リク罠200】2017-4
「知らぬは彼女ばかりな近頃の噂(仮)」
<リク罠>数社の人気ブランドと化粧品メーカーがコラボしたイベント、「PREMIUM PARTY AWARDS」。これは、主催ブランドの衣装とメイク用品で完璧にドレスアップした人気の役者やモデルたちがパーティーに参加と言う設定で行われるファッションショーである。入場は一組づつファッションショーの様にウォーキング、会場での歓談風景は数人のカメラマンがお洒落なシーンを切り取り、街中を含む会場の内外に壁に貼ったポスターに見立て設置されたモニターに映し出したり、イベントの特設ネットサイトにアップしたりする。パーティーはコンサートに使用するようなホールで催され、巨大な舞台の上でショーの参加者達がパーティをし、主催会社の顧客や事前に参加応募した者はその周囲にある空間に設置されたもうひとつのパーティ会場でショーを楽しみながら、様々な設定で設けられた賞にふさわしい装いのパーティペアを選ぶことになっている。
実はお似合いの二人だと、最近はよく噂されている敦賀蓮と京子。その声は、キョーコの耳にだけは聞こえていなかったが主催者達には届いており、二人はペアに選ばれることになった。
大先輩である敦賀蓮とペアでこのパーティに参加することとなったキョーコは何故主催者が自分を蓮の相手に選出したのか理解できない。当日、蓮の美貌に負けずに華麗な装いでパーティに参加している最中も、会場にいる他の美しい参加者には話しかけられる蓮をみては、「美男美女でお似合い」などと思い、惨めな気持ちになるのだった。
しかし、当然ながら蓮や主催者、パーティ参加者、賞にふさわしい者を選ぶ一般参加者達の意見はそれとは違い...。
一方蓮の方は、運良くキョーコの相手役をゲットし、カップルとして最高に美しいキョーコをエスコートする姿を大々的に世間に晒せることに大喜び。
最終的に最もスタイリッシュで美しいペアとして一番の人気と評価を得ることができ、表彰に参加した際にはどうみても彼氏のような振る舞いをしまくってしまう。
完璧に美しいキョコさんを周囲が蓮さんのペアにふさわしいと認めたら?
馬の骨の排除にいそがしい蓮さんは大喜びしてどうなる?
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録251>山崎由布子さん:『知らぬは彼女ばかりの噂』全12話


【リク罠201】2017-4
「寝不足な彼のリアルな夢(仮)」
<リク罠>折角キョーコと恋人同士になれたのに、これまでの人生の中で忙しさピークレベルを迎えている感じの蓮。社に頼み、仕事場で少し会うぐらいのことはできても、自宅で恋人同士イチャイチャのんびりなどという夢のような時間はなかなか作れない。そんな生活なので、睡眠時間は勿論最低限。疲れているのだから死んだようにバッタリ熟睡...する筈がキョーコ不足を夢の中で補うため、蓮の睡眠は浅め。疲れがとれない眠りを連日重ねていた蓮は、やっともらえたオフを前に...。
蓮のオフに合わせて家に泊まりに来たキョーコに対し、蓮は...?
睡眠不足で思考能力低下、深刻なキョーコ不足な蓮が、夢と現実の区別かつかなくなったらどうなるのか。夢だと思っている彼は、普段は「紳士として」口に出さずに隠している本能煩悩妄想溢れる脳内音声が全漏れしてしまったら?(寝不足でも意外と元気に動く寝ぼけ蓮?笑)
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録252>山崎由布子さん:『愛の幻(ゆめ)』全1話


【リク罠202】2017-9
キョコ誕「有意義な時間の使い方(仮)」
<リク罠>彼には無駄な時間などないのではないかと思うほど、日々秒単位でのスケージュルをこなしている超売れっ子俳優敦賀蓮。そんな風に休みなく働く彼のために、最小限確保され与えられるオフの日。彼にとって貴重ともいえるオフタイムは、ここ数ヶ月とても無駄に消費されていた。
「それは大層な無駄づかいっぷりなんです!!高価な宝石より貴重ともいえる、敦賀さんの休日なんですよ?それを毎回毎回っ!!!もう4ヶ月もっ!敦賀さんにとって貴重な時間の無駄遣いは即刻やめて、もっと有意義に、そして身体を休めるなどしていただきたいです!!あああ、そもそも私があんなことを言わなければっ!!でもでも、超高級ブランドにオーダーなんてしたら平気で数百万円するって聞いたし!!ああ、私はどうすればいいのですかぁあああああああ!!一緒にいれる時間が増えて嬉しいとか、まるでデートみたい!なんてバカ女思考で喜んでいた当初の自分を抹殺したいですぅううううううう!!(証言者K子談)

キョーコの誕生会に着てもらう服をプレゼントする権利をなんとか取り付けた蓮。しかしコネをつかい超高級ブランドにオーダーして作らせるつもりが、それはキョーコが却下。仕方なく、既製服で探すことに。
そんなわけで、「二十歳の誕生日は特別だから、最上さんに一番似合う最高の服を選びたい」と、数ヶ月前からドレスを探しだした蓮。「頭のなかのイメージで似合うもの決めるのではなく、実際に試着してもらいたい」とキョーコとオフ日を合わせ、休みの度に服屋を梯子することになった。
「数ヶ月間、トータルで何日もかけて服屋を梯子」なんてしたことがないであろう蓮は、毎回キョーコもビックリな真剣モード。しかも終始幸せそうで...何ヶ月も無駄な時間を使わせ申し訳ないと思うキョーコも実はとても嬉しかったのであるが...。
自分が用意した服を着せたら、脱がす権利もあるはずw ←
そんなわけで桃行きもありな罠です。
「誕生会に着てもらう服をプレゼントする権利確保」という部分を変えれば、キョコ誕以外へのアレンジも可能です。
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録262>倫子さん:For you シリーズ『有意義な時間の使い方 ~ for you 』全24話NEW


【リク罠203】2017-11
「捨てられそうな男(仮)」
<リク罠>数年の片思いの末に漸く告白。そんなこんなで現在は無事カップルとして、後輩である女優の“京子”と幸せな日々を送っている筈の俳優“敦賀蓮”だったけれど...彼は幸せに浸ることができていなかった。
──────最上さんと付き合って2ヶ月。先輩後輩の間柄だった頃より、堅苦しさのない少し親身な関係には慣れている筈。だけど、俺たちは二人共仕事が途絶えない売れっ子と言える芸能人だ。プライベートで会うより仕事場で会う回数の方が断然多い。そして職場では会えたとしても、あの“京子”が恋人として振舞ってくれるなんてことは有り得ない。俺としては恋人扱いして欲しい。だがもしも相手が彼女じゃなければ、仕事とプライベートをわけることができない女性を軽蔑してしまうと思う。だから、最上さんの振る舞いは正しい。そう、正しいだ。だから、敬語で話しかけられれば、ちゃんと先輩として振舞う。恋人面して、軽蔑されたくない。場所をわきまえずベタベタしてただのセクハラ野郎にもなりたくない。だけど、俺は恋人なんだ。恋人として振る舞いたいし、話したい、触れたい。でも、自宅に来てくれとも言えない。忙しい彼女に無理強いをする男だなんて思われたくない。俺はどうしたら良いんだろう?どうしたら捨てられずに済む?いや、何をすれば良いかとかの問題ではないのかもしれない。重要なのは何をしでかたら捨てられるかだ!ちゃんと危険と思われる言動をリストアップしよう!何かしてしまって、その場でお別れされるなんて絶対に嫌だ!要は地雷を踏まなきゃいいんだ。俺は最上さんにだけは振られたくない。捨てられるのだけは阻止しないと!
しかし、おかしな方向に走り出した蓮の「健気で」「おかしな」言動は、実は幸せに浸っていたキョーコにも影響しだし、二人の関係はどんどん微妙になっていく。迷走するカップルの行方はどうなるのか!
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。


【リク罠204】2017-12
「帰宅できない男と片付け上手な女(仮)」
<リク罠あらすじ>蓮の強引な誘いにより、お試し同棲を始めた二人。忙しい二人にとって帰宅すれば恋人と会える生活は夢のようなものであり、最初の1週間は幸せだった。しかし…。
帰ってこない蓮に嫌がられていると思ったキョコさんと、一緒に暮らしたいけれど色々耐えられない蓮さんのすれ違いストーリーを是非。成立して数ヶ月以内の二人です。タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録265>倫子さん:『Forevermore』全15話NEW


【リク罠205】2018-1
「小悪魔の危険な遊び(仮)」
<リク罠>高校を卒業し、大学にも進学し、少しづつ大人になっていくキョーコ。当たり前ではあるが、女優京子に来る役も少しづつ大人になっていった。そして、20歳を超えた時には男の本心を読んで行動できる綺麗で可愛い小悪魔な役を演じ、それが京子の当たり役として人気を呼び、そのドラマはシリーズ化された。そんな演技を続ける中で、キョーコにもわかったことがあった。あの百戦錬磨な隠れ遊び人で、片思いするキョーコちゃんにだけ一途な先輩俳優敦賀蓮が、対象外な筈の自分に「男として」反応していることが。キョーコちゃんへの片思い期間が長くてストレスがたまっているが、大っぴらに他の女性と遊べばスキャンダルになったり相手が本気になったりして、キョーコちゃんとの仲がうまくいかなくなるから?そんな時には安全パイで対象外な最上キョーコで我慢?我慢しまくっていたら、無人島で二人きりのシチュな話みたいに、最上キョーコにドキドキできるようになったとか?理由はわからないが、とにかく、敦賀蓮はキョーコの言動に反応していることは事実で、小悪魔な振る舞いをしてみれば、実に分かりやすく面白い反応をしてくれる。本気で愛してくれているわけではなく、ある意味飢餓状態な蓮がゲキまずな非常食にとびついているようなものかもしれないが、キョーコはそれでも十分嬉しく、幸せで、蓮の前でどんどん小悪魔になっていってしまう。だけど、本気で「浮気相手」になる気はないので、蓮には満足させたりはしない。自分が満足すれば、冷たくあしらうし、寂しくなれば相手が構いたくなるような小悪魔的挑発をする。蓮の方もキョーコが手に入った気はしなくとも、小悪魔なキョーコになにかされれば、どうしても反応をしてしまうし、ドキドキするその掛け合いに期待してしまう。小悪魔なキョーコであっても、彼女との逢瀬はどんなに些細なものであっても喜んでしまうのだった。タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録255>ののさん:『小悪魔の危険な遊び』全11話


【リク罠206】2018-2
「違うんですぅ!!(仮)」
<リク罠>敦賀蓮の女性ストーカーが逮捕された。過去数ヶ月もの間、派手に蓮を追いかけまわし続けていたことで、要注意人物としてしっかり事務所に把握されていたその女だったが、蓮が着替えなどで使うロケ車に入り込んで蓮の私物を探していたところを通報され、現行犯で逮捕されたのだ。蓮の荷物や車につける予定だったらしい幾つかの盗聴器も、慣れていないためか手書きの設置計画書と設置マニュアルをセットで持ち歩いていた他、蓮の仕事仲間であるモデル女性達への脅迫文も既にポスト投函できる状態で持っており、それが実際に幾人かに既に届いていた脅迫文と一致したため、未遂事件扱いにはならず、逮捕起訴されることになった。
人間の容姿や演技力で魅せるのが商売と言える業界だけに、ストーカーレベルで追いかけてくるファンは多い。それでも、ファンクラブが機能していればそれなりにファン同士でルールが作られたり、危険なファン情報は事務所側にも伝えてくれたりもする。売れている芸能人であれば事務所も移動中や宿泊先での安全と自宅の安全を考えてくれる。なので、現場について回る程度のファンは許容され、痴漢行為を含む身体への危害や仕事終わりのプライベートや宿泊先や自宅、個人に与えられた控え室などへの不法侵入レベルの被害がない限りは逮捕されることは少ない。しかし、行きすぎたファンの行動は犯罪スレスレというより犯罪になっていることは周知の事実で、蓮のファンの逮捕により芸能界ではしばらくの間「ストーカー」に関しての話題で持ちきりなった。自分のストカファンの話や、知り合いのストカファンや噂話のほか、「君、もしかしてストーカーなんじゃない?」というジョークが表であるテレビの中でも、裏である控え室でも使われ出したのだ。そんな中、ここ数ヶ月やたらと蓮との遭遇が多いと思っていたキョーコは思った。もしかして自分は無意識のうちにストーカー行為をしてしまっているのではと。そんなキョーコに追い打ちをかけたのは、蓮が自分のキョーコへのストーカー行為をごまかすためと、追いかけて欲しいと思う自身の願望を込めてした「最上さんって、俺のストーカーなんじゃない?」という発言だ。そう言われたキョーコは「やっぱり!」と思い、このままじゃ、敦賀さんに気持ち悪く思われた上に、逮捕されちゃう!と怯えるのだった。しかし、必死に意識して、無意識にしていた筈のストーカー行為をやめようとしているのに、蓮と会う回数は減らず、キョーコは蓮との遭遇を喜べずに怯えるようになってしまった。そんなキョーコの反応を受けた蓮は逃げられてたまるかと、本格的にストーカー活動に精を出すのであった。ストーカーVS ストーカーの戦いの行方はどうなるか。タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録270>猫木 葵さん:『VS!?』全7話 NEW


【リク罠207】2018-4
「抹消(仮)」
<リク罠>天涯孤独な身の上で、海外への語学留学から帰国したばかりのヒロイン詩織は、帰国を機に生まれ育った関西から関東に引っ越してきた。仕事を探す前に健康診断を受けようと病院に行ったまでは良かったが、検査と検査の間の移動中に、走り回る小学生とぶつかり、階段から落ちてしまう。そして失われた詩織の記憶。無職故に、職場から駆けつけてくれる人間はいないし、移り住んだばかりの土地に親しい友人などいない。親族や友人を探すのに役立つ携帯電話はといえば、落下の際に身体の下敷きになり、アドレス帳のデータ確認などできない状態となっていた。幸いにも足の方からの落下となり、怪我としては、足首の骨折だけで済んでいた。本来なら2〜3日で退院だ。しかし、落下時の衝撃のせいか、記憶が失われており、病院内での事故ということで2週間の入院となった。退院の日には、様々な手続きにより支払いが免除され、お見舞金もあると聞いた。今後しばらくは経過観察のための通院もできると、担当看護婦が説明してくれたりもした。しかし、タクシーで保険証に記載された「自宅」に帰ってしまえば、もう詩織を助けてくれる人はいない。一人帰宅した自宅ワンルームは家電家具備えつけのタイプで、既に引っ越し後の片付けは済んでいたのか、留守の間に溜まった埃はあれど、問題なく暮らしていけそうだった。そんな部屋で、詩織は失った記憶を取り戻す手がかりを見つけた。天涯孤独故に、もしものためにとつけていた「人生の記録」ノートだ。それによると、詩織の親族は両親のみ。中学まではアメリカで育ち、高校大学は関西。就職して半年の23歳で両親を事故で亡くし、天涯孤独になり、24歳で仕事を辞め、日常会話以上の英語をマスターするために留学。そして、今に至る。友人や恩師、退職した会社に関しての記述もあった。幸いにも、両親を亡くした際の保険金などがかなりあり、すぐに就職しなくとも生活はできそうだと、詩織は「記録」ノートを頼りに、思い出の場所を訪れたり、親しいであろう人に会いに行き、話を聞こうと決め、動き出す。
ドラマ「私の記憶」のヒロイン詩織を演じることになった京子は、役作りの際に「最上キョーコ」の記憶ノートを作った。記憶を亡くした私が「ウッカリ馬鹿ショーに騙されては困る」と、幼い頃からの黒歴史も含め、正確に記載し、騙されるな絆されるな近づくな関わるなと書いておく。ついでに不気味な犬のことも書き、これにも近づくと危険即逃げるべしと記述しておく。世話になった人に失礼な態度をとりたくはないから、上京後から今までのことは住まいやバイト歴、数年前までの下宿先の夫婦との出会い、芸能界での仕事や人との関係も詳しく書く。仕事の話を受けた日から1か月以上かけて書き上げたそれは、詩織の役作りの助けになり、ドラマは無事クランクアップを迎えた。最終話は18パーセントという高視聴率で今季ドラマのトップでフィニッシュだ。続く映画の仕事は1か月後からとなり、それまで単発の仕事をこなすことになっていた京子だったが、演じ終えたドラマのヒロインのように、記憶をなくしてしまう。事務所の申し入れを断り、自宅に戻ったキョーコが見つけたのは、自身の人生の記録を記したノート。そこには1年前から付き合い、最近になって「別れた」彼氏のことも書いてあった。すれ違う日々、冷たい態度、他の女性とのスキャンダル報道、その際の電話での会話。別れるに至った記録や、その時の気持ちが赤裸々に書かれ、ご丁寧にもしも記憶を失った場合の注意事項もちゃんと記されていた。格好良いからと近寄るな!親切でも拒否しろ!絶対に断れ!今度こそ惚れるな!甘い言葉を信じるな!彼との記憶は抹消すべきものだ!思い出す必要はない!と。
海外での仕事を終え、キョーコの家を訪ねた蓮は、そんなことも知らず、自分たちは「恋人同士だから、記憶が戻るまで一緒に住もう?」と提案するが、「恋人?現在貴方には1ミリも愛情を感じませんし、どうやら記憶を失う前からそうだったようです。なので、今もまだ付き合っていると仰る意味がわかりませんが、まあ良いです。貴方とはお別れします。これで終わりにして、今後はお互い関わらないことにしましょう」なんて冷たく宣言されてしまう始末。ウッカリスキャンダルを出した謝罪をしたつもりが、別れ話と理解され、記憶を失った彼女から記憶抹消すべき対象扱いされた蓮くんは大ピンチ。彼はキョーコに「自分が認識している二人の関係」をわかってもらえるのか。
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。


【リク罠208】2018-8
「酔わない女(仮)」
<リク罠>酔った勢いで関係を持った蓮とキョーコ。それでもお酒が入らぬ場では、ただの後輩として振る舞い続けるキョーコに焦れた蓮は、「キョーコと会いたい、触れ合いたい」と思ったときには、「良いお酒を手に入れたから、今夜うちで一緒に飲もう?」などという風に「酒の誘い」を口実にキョーコと会うようになった。
お互い忙しい身だから、頻繁にという訳にはいかないが、スケジュールの都合さえつけば、キョーコは誘いに乗ってくれる。
酒に酔ったキョーコは蓮が求める「恋人のようなイチャイチャ」にも応じてくれるし、翌日の仕事に支障がなければそのまま蓮のマンションに泊まってくれ、ベッドを共にもしてくれる。
しかし、京子がそこそこ酒を飲めることが他の業界人にも知れ渡ったのか、最近は「もう少し敦賀さんの誘いが遅ければ、今日は○○さんたちと飲み行くところだったんですよ」なんてことを聞かされるパターンが増え、蓮は危機感をもち出していた。
酔った勢いで関係を持てたと思っている蓮は心配で堪らないのだ。酒に酔ったキョーコを誰かに取られてしまうのではないかと。
しかし、キョーコはもう大人で、「まだ恋人にはなれていない」自分には、他の人間との付き合いを阻止する権利はない。
自分だって、一切外飲みはしない訳ではないし、過去に飲みに行った先で「先輩にキスをされ」「キスをしてきた先輩を非難することもできず、その後も車まで恋人の様にエスコートして送る」という振る舞いをした前科の持ち主は、キョーコではなく敦賀連なのだから。
おまけに本命相手とはいえ、キョーコと自分との関係も酔った勢いでのもの…。
他の女性とそうならないと宣言しても、キョーコは信じないだろうと、蓮は考えている。
もしも、キョーコに先約を入れられた場合は、社に頼んで、飲み会開始1時間程度で迎えに行ってもらおう。そんな対策しか考えられぬ蓮だったが、彼は失念していた。彼が誘そわない日にも「飲み会」がある可能性を。敦賀蓮とどちらが先に約束したかを競うことなく、京子と自由に飲みに行ける人間が業界には山ほどいることを。
果たして、楽しく他の人間とも飲みに行っているキョーコはそんなに危険な状態なのか。タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。

<リク記録260>かばぷーさん:『S-ふれ』全9話 NEW

<リク記録263>山崎由布子さん:『甘えたい女~もうひとつのお祝い』 NEW


【リク罠209】2018-9
「オーラ(仮)」
<リク罠>最上キョーコ21歳。芸能事務所所属のタレント兼女優です。所属とは言っても、未だ仮契約の身。タレント名鑑にも載せてもらえていないし、休みがほぼないぐらい仕事をもらい芸能活動をしているとは言え、世間的に言えば、まだまだペーペー…無名レベルと変わらぬ芸能人なのかもしれません。
ほとんど裏方な立場だった着ぐるみでスタートしたタレント業の仕事は現在もレギュラーの座を掴むことが出来ずに、極たまにゲスト的に呼ばれる程度(注:忙しくてバラエティーレギュラーをする時間がないだけです)ですが、女優の方の仕事は順調で、最近はオーデションを受ける暇もない程「京子」を使いたいと言う指名をいただいています。
何年経っても無名レベルの知名度しかないであろう芸能人なのに、本当に有難いことだと感謝しています。(きっとギャラが安いから使いやすいんですね!)
でも、人気ドラマに出てても、映画に出てても、芸能人オーラって身につかないものなんですね。ど庶民全開な「京子=素うどん」がバレると不味いらしく、一人で行動する時は必ず変装するようにと言う事務所命令をもらったのは…3年前なんですが、まだ変装命令がとけないんですよ!変装で、芸能人オーラ出してるつもりなんですけど、出ているのはど庶民オーラだけみたい…ある意味恐るべしですよね、どうやっても消えないど庶民オーラって!こいつはチョロい、騙せる小娘だと軽く見られるのか、最近はつきまとい勧誘が多くて困っています。
で…最近………よく思うんです。
あの敦賀さんなら、例え活躍を知らぬ相手にでも、大スターオーラで「只人ではない」とバレるに違いないと!誰でも即座に魅了できる圧倒的な大スターオーラで、近づいた人をタラシ込むことはあっても、軽く見られることなんてないんじゃないかって。
私にあの1パーセントでもあれば良いのに…。
でも、きっと敦賀さんにはわからない悩みなんだと思います。
私に会うたびに「君は凄く輝いているよ」とか「とても綺麗だ」なんて言う慰めを口にしてくださるけれど、キュラキュラした似非紳士な笑顔でそんなことを言われても信じられる訳がないんですよ…。
なんて、愚痴っていたら、社長さんがウキウキと新しいミッションを考え出してしまいました。名付けて「敦賀連なんて知りません、記憶喪失大作戦」だそうです。敦賀さんが海外での仕事を終えて帰国したら、スタートなこのミッション。数日前に頭を打って記憶障害をおこした京子は、事務所の協力で仕事関係者のデータは頭に叩き込めたが、国内にいなかった敦賀連のデータはなく、見知らぬ他人として無反応な感じで再会。その後も「今の仕事には関係のない相手なので、事務所の先輩といえど、最低限の挨拶、興味ない相手として振る舞う…。「最上くんも、女優なら完璧に演じて見せろ!それが今回のミッションだ!」だそうです。敦賀さんの「誰でも即座に魅了できる圧倒的な大スターオーラ」に一切気づかない女…簡単そうでいて、非常に難しいと思いませんか?
でも、演じきらないと、仮契約が切られちゃうかも…!!ああ、最上キョーコ、ピンチです!!
大好物な記憶喪失モノです。(‘▽’)ノ♪
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。


【リク罠210】2018-9
「ラブラブ研究(仮)」
<リク罠>「彼らはラブラブなカップルなんだ!いつもイチャイチャしてて、二人の世界作っていてさ!」「でも、うわ〜イタいカップルだとか、うざいカップルだなんて思われる感じは嫌なわけ!見惚れちゃうとか、真似したいとか、ああなりたいとかが良いわけ!」「敦賀連と京子初のW主演の話題作だよ?ブームになるような、格好良い、可愛いラブラブを見せとかないと駄目だよね?」「だから、新しいラブラブカップル像をね、君たち二人で作り出して欲しいんだ!」「出来るよね?敦賀連と京子なんだから!」
「勿論俺たちも考えておくけど、撮影までの2ヶ月の間に、君達も役作りだけでなく、ブームになるようなラブラブを考えておいて!」

「あの…ブームになるようなラブラブ………って、何でしょう?(そもそも女性と接していて、見惚れちゃうとか格好いいのは敦賀さんなら当たり前だけど、一般日本男性がマネしたらどう考えてもイタイじゃない?相手が私なら、おいおい台無しだから、画面にモザイクかけろよ!とか苦情がくると思うのよ。なのに、私相手に、ブームになるようなラブラブ?ツンデレ的な、相反する感じにして、見た目は全然ラブラブじゃないとかそう言う方向?)」
「いろいろ試して…ひたすら二人で練習するしかないんじゃないかな? ゚+.(◕ฺ ω◕ฺ )゚+.キラキラ」
こうして、敦賀蓮的には美味しい、キョーコにとっては隠している気持ちが高まりそうで困るラブラブ研究生活が始まった。
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。


【リク罠211】2018-11NEW
「刺激物禁止令(仮)」
<リク罠>敦賀さんが好き。大好き。だけど、辛い。自分で言うのもなんだけど、初々しい恋ゴコロを抱えてた頃は、ちらりとでも敦賀さんの姿を見れただけで、幸せな気持ちになれたのに、今は嬉しいだけで終われない。敦賀さんの存在を意識した時、我が身を支配するのは、とてつもなく甘いのに、苦すぎて苦しい気持ち。報われぬ恋に生涯溺れ続けるつもりな自分自身への絶望感。
愛こそ全てな社長さんは、「恋愛なんて、破滅への序曲」と断言した昔の私を哀れんでいたけれど、ラブミー部員として何年も過ごした今も、私の意見は変わらない。変えれらない。だって、そうでしょう?「恋愛で、毎日ハッピー、未来が輝いて見える!」なんて、どうやったら、この私、最上キョーコが思えると?
ラブミー部員として、「恋愛で、毎日ハッピー、未来が輝いて見える!」人が多いことは学んだから、恋愛イコール不幸とはもう考えていないけれど。それでも、私のことだけ限定していえば、恋愛というものは、まさに「破滅への序曲」でしかなかった。
今現在の私は、もうとっくに破滅しているし、目に浮かぶ未来は既に地獄色に染まっている。
それなのに、あの人ときたら!温厚紳士で、優しいくて、後輩思いなあの人は、いつもいつも、こんな私に優しく笑いかけ、にこやかに誘ってくれる。いえ、笑いかけまくり、誘いまくってくださる。それはもう報われぬ恋に溺れてる私を滅するのが使命かのように、執拗に!
だから、私は必死に抗うしかない。演技をすることで、最上キョーコを作り上げる!なんて言ってたけど、正直いまはそれどころじゃない。最上キョーコが維持できなくなり女優「京子」でもいられなくなるピンチなんですもの!最上キョーコの成長?そんなのどうでも良いわ!とにかく、「京子」として与えられた仕事をこなすには、敦賀さんと言う「刺激物」摂取は禁止!だから、どれだけ嬉しくても…どれだけ心惹かれても、もう二度と彼の誘いには乗っちゃ駄目なのです。綺麗で紳士な優しい天使が、魅惑的な悪魔にしか見えない私は、今日も「いえ、大丈夫ですので」な〜んて言う意味不明なセリフで、彼の「今日、晩御飯付き合ってくれない?」と言うトラップを回避した。毎日がピンチの連続となると、もう回避のための、言葉を選ぶ余裕なんてあるはずがない。とりあえず、満面の笑みだけは女優魂でキープ!そして、ゆっくり、静かに、全力で逃げる。こうして私は日々生き延びていた。
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。


【リク罠212】2019-2NEW
「恋愛スクープと大魔王(仮)」
<リク罠>敦賀蓮の初スクープ写真が雑誌に掲載された。長らくスキャンダル知らずと言われていた蓮だが、噂程度のものはあるにはあった。雑誌にこそ載らなかったが、業界では蓮を狙うお色気女優とのスキャンダルの噂くらいはあったのだ。それ以外にも、せいぜい挨拶をする程度の関係な女性による自作自演な噂もマッチ棒の炎程度のレベルで定期的に燃えていた。
しかし、今回は、噂ではなく、証拠写真付きで、雑誌に載った。そのニュースは、恋愛系(?)スクープとしては珍しく、様々なテレビ番組でも取り上げられ、瞬く間に日本全国に広まった。
スクープの相手……キョーコにアピールを始めていた蓮としては、熱愛発覚!という報道を求めていたが、発覚も何もお付き合いもしていない相手とのスクープである。実際には、大魔王な表情で、壁ドンする蓮の姿と、壁に縫い付けられ、真っ青な顔で怯えきって震えているコリスの様な京子の姿が、お茶の間の皆さんにお披露目されることになったのだった。
雑誌でも、テレビ番組でも、「あの爽やか紳士をあんなに怒らすなんて、京子は何をしでかしたのか!」という謎に興味津々で。雑誌の記者も、テレビのコメンテーターも、好き勝手な意見をばら撒くだけで、恋愛の「れ」の字もでる気配がない。それに不満な蓮は、キョーコを見つける度に、次こそは恋愛スクープ的な写真を撮ってもらおうと密着する様になってしまった。
一方雑誌に写真を取られるという失態をおかしたキョーコは、次に載ったら世間から抹殺されてしまうと、蓮の顔を見ると反射的に怯える様になる始末。
キョーコに向かって突進する蓮の顔は、必死なあまり周囲が見えなくなったせいか、いつも大魔王レベルな恐ろしさ。
頭を抱えたマネージャーに、顔を直せと厳命された後は、爽やかに笑おうと無理するあまり、行き過ぎて胡散臭いホストの様に……。
蓮は、希望通り、「恋愛に見えるスクープ写真」を撮ってもらえるのか!
タイトル、罠文、内容、使用不使用アレンジ自由です。