ギリギリ。 | ふっくらのスベリーマン日記~21時スロ~

ふっくらのスベリーマン日記~21時スロ~

スロは北斗世代。2チェ、W揃い、3G連、青7などに魅せられ金欠だった4号機時代。
 5号機になりようやくトントン・・・いくぜプラス収支っ!!

出産…


本当に大変でした…


タイムラインでも写真と記事あげましたが、ブロガーはみんなスタンプのみでコメントなし。


さすが空気読めてるっ!(笑)

まぁ空気読めなさそうなヤツはあらかじめ通知切ったからねwww


line知ってるのにタイムライン見れないってことはそういう判断をされたってことだ!(笑)

日頃の行いを振り返れカスがっ!




7月11日月曜日

前の日の夜10時くらいから30分~60分間隔くらいの前駆陣痛?だったけど、ついに朝4時から本陣痛らしきもの10分間隔で始まる。

たぶんまだこれ違う、という嫁に『いや10分切ってるし電話せな!』と急かす俺。

病院に連絡するとまだ早いけど来てもいいよ、とのこと。

朝6時に病院に行き…………


少しずつ強まる陣痛。

痛みに弱い嫁は無痛分娩を希望し、この車で45分かかるこの病院を選んだんです。

良い看護士『まだ子宮口もほとんど開いてないけど無痛打つ?』

嫁『ん~………お願いします!』

しかしそこからなかなかお産が進まない。

2時間に1回の麻酔が効いてくると脚が痺れるらしい。

切れてくると腰が痛くなるんだと。


嫁『脚っ!』


ふっくら『はいっ!』

嫁『腰っ!』

ふっくら『はいっ!』

コイツ俺がどうかなったら洗ってない足の指とかマッサージしてくれるんかな…?と不信に思いながらも下僕と化す大黒柱。


そのまま昼になるも進まないお産に陣痛促進剤の飲み薬と無痛の麻酔連打。

最初から切迫流産と切迫早産だったし、最初から最後まで薬漬けのお産やな…

ってかさすがに暇やな…

あっ!この部屋DVDあるんやった!

ふっくら『気分転換にDVDみよか!ヒーリングDVD…アニメ…あっ!アメトークあるで!?いい!?』

嫁『いいよ。』


アメトークを見ながらお産という何ともシュールなお産(笑)

でも俺は脚や腰のマッサージだいぶ苦じゃなくなったw

結局夜を迎え、運ばれてくるご飯を食べたりしながら余裕な雰囲気で過ごす。

さすが無痛やな。

しかし夜中も麻酔の追加はお願いしないといけないので1時間起きくらいにナースコールを鳴らす嫁。

…9時間ガッツリ寝る俺(笑)

普段より寝てるし、たまに来るナースの視線が痛かった…

しかし朝になり24時間が経過したくらいから子宮口も開きだし強まる陣痛。

マッサージ係も大忙し。

さらには麻酔が効いてないと言い出す嫁。

ペインコントロールという言葉があり、痛みを和らげるためにはメンタルの作用が大きいと落ち着くよう指示を出す看護士。

頑張ってみるも徐々に泣き出す嫁。

看護士の有り難いペインコントロールのお話。

頑張ってみては泣いたり震える嫁…

いやこれおかしいやろ!

友達に聞いてた無痛とちゃう!

看護士『じゃあ麻酔を打つカテーテルを増やしますか?』

俺『増やしてください!』


嫁『いやもう少しがまんします…』

カテーテルは背骨らへんに刺すためそれも凄く痛いらしい…

でも俺はこれから迫り来る更に強い陣痛が来る前にカテーテル追加をした方がいいと思うんだけどな…

結局そこから麻酔を何本か打つもあまりの痛みに泣く嫁…

嫁『こ、こんなの無痛の意味ないやん…泣』

ふっくら『カテーテル追加あぁぁぁ!』

看護士『じゃあ追加しますので旦那さんは外へ。』


………………20分後部屋にはいっていいと言われる。



ふっくら『追加痛くなかった?』

嫁『追加してない。カテーテル抜けてたって…やけん刺し直してもらって追加はしてない。』

看護士ぃぃぃ!ペインコントロールもええけど無痛の管抜けとるのはおかしいやろぉぉぉ!

でも抜けてたのを刺し直したんなら一安心…と思ったら、嫁『麻酔効かない!痛い痛い!』


( ̄◇ ̄;)

ふっくら『やっぱりカテーテル追加ぁぁぁ!』

看護士『ペインコントロール…』

ふっくら『やかましいわぁぁ!さっきもそれ言って麻酔抜けとったやろがぁぁ!』

看護士『先生に言ってください。』

ふっくら『先生来る前に毎回俺追い出されるやろがぁぁ!言ったるから今から呼べぇぇ!』

…またじゃあカテーテル追加するので、出てくださいとまたしても医師に会わせてもらえず。


カテーテル二本で麻酔打つも、1時間間隔だった麻酔が効かないと言い出し30分程度で要求する嫁。

看護士『あまり頻繁に打つと精神に異常をきたす場合が…』


嫁『じゃあ我慢………痛い痛い!やっぱり打ってぇぇ!』

看護士『じゃあ打ちますよ!』

の繰り返し…麻酔切れたという嫁にまだ早いよ、となだめるも泣き出す嫁の姿に耐えきれずナースコールを押し麻酔の追加を入れる…

何度か繰り返すうちに看護士が夜勤と交代。

気が付けば病院に運ばれてきて36時間経過



夜勤看護士『これはちょっと効いてないですね…ここまではおかしいです。また刺し直しにチャレンジしてみては?』

嫁『カテーテル痛い…』

ふっくら『いやここは追加しよ…嫁は
背骨が曲がってるので打つ位置注意してください!』


また部屋を出され………………旦那さんどうぞ。


嫁『痛いぃぃ~ふっくら助けてぇぇぇ~』


ふっくら『えぇー!?あかんの!?』


夜勤看護士『子宮口の開きが8センチから6センチに戻っています。6センチで初産だと平均あと10時間…赤ちゃんも持つかわかりません。』


じゅ、10時間!?

こんなヘトヘトで麻酔も効いてない嫁をあと10時間!?


夜勤看護士『帝王切開も考えていいかもしれないです。』

嫁『助けてぇぇぇ~…』

ふっくら『………帝王切開で!』

嫁『痛いぃぃ~…』

何もしてあげられない無力感。

医師や看護士を呼び戻すために更に1時間弱待たされる。

嫁『まだぁぁぁ!?痛いぃぃ~出るぅぅ~…』


必死にボールで尾てい骨を押すしかできない俺…


嫁『助けてぇぇぇ~ふっくらぁぁ~…』

ふっくら『先生がもうすぐ助けてくれるからな…』


ようやく運ばれる嫁。

手術となったため嫁の親に連絡を入れて状況を説明するとすぐ来るとのこと。


一応うちの実家にも連絡。


おかんに説明をしていると緊張の糸が切れたのかいきなり溢れ出す涙をとめられない俺…

こんなに苦しんだ挙げ句帝王切開って…もう少し何か方法なかったんか…何にもできんやんか俺…

おかん『あんたが泣いてどうするんよ!』


結局嫁の親もうちの親も来てドラマであるオペ室の外で腕を組んで待つやつ…


赤ちゃんは大丈夫なんか!?

あんなに痛がってた嫁は!?



『オギャー!』


2016年7月12日 20時過ぎ…


!?これうちの子やんな!?

看護士さん『ちょっとたんこぶ出来てますけど元気な男の子ですよー!』

いきなり抱かされる…


これが俺の子?

片目開いてないけど大丈夫?

爪メッチャながいけどこんなもんなの?


色々考えていると先生出てくる。

先生『お母さんも元気ですよ。ただあのままほっておくと子宮破裂してたかもね。いいタイミングで判断されたと思います。』


先生『背骨が曲がってるから骨盤も
曲がってるんだよね。あれじゃあ赤ちゃん出られない。産めない身体でたまーにいるんですよ。』


親『はぁ?なんなんあれ?』

ふっくら『いやいつもあんなオーバーに言うねん。大丈夫やったなら良かった…』


しかし1時間経っても出てこない嫁…

嫁が運ばれるはずの処置室を何度も覗くもまだいない…

そこへストレッチャーに載せられ運ばれる嫁。

看護士『旦那さん手伝ってください!脚持って!』

ストレッチャーからベッドへ…

看護士『3、2、1…はいっ!』


いやいや俺それ練習してへんし!

1で行くんか、はい!で行くんか教えてくれんと!

嫁『痛いぃぃ~』

看護士『はい、旦那さんは出て!』


え?なんで痛がってんの!?

もう1人の医師に説明を受ける。


医師『少し痛みによわいみたいで普通じゃない量の痛み止めを4種類使ってます。でも痛い痛い言うんですよ…絶対に聞いてるんですけどね…』


そっか、痛くないのか…だったら落ち着かせてあげないとな。もう大丈夫だよって言ってゆっくり寝かせてあげよう…

看護士さん『旦那さんどうぞ。』

部屋に入ると目を開ける嫁…


ふっくら『大変やったね…おつか…』


嫁『痛み止めないんですかぁぁ?ねぇ、痛み止めくださぃぃぃ!』


ふっくら『え!?いやもう痛くないよ…薬ちゃんと効いてるよ…』


嫁『何でそんなこというのぉぉ…痛いよぉぉ…痛いよぉぉ…』


え?え?

ヤバい…なんで!?

これどうしたらいいの!?

俺じゃダメっぽいから義母さん呼んでこよう!

と呼びに行ったところ…

夜勤看護士さん『待ってください!今は薬て錯乱してるので話しかけてもダメです。明日の夜くらいまではこんな感じなので寝ているところを手握るくらいで、
話しかけたり起こさない方がいいです。』


ということで義母さんも帰ることに。

見送って寝ている嫁を少し見守ってキタック!

帰りのクルマの中で色んな思いが沸き起こる…


骨盤とか事前にわからんの?

36時間も苦しむ必要あった?

もう少しで子宮破裂ってあんた帰ったやん…

家に着き医療ミスの可能性も視野にいれ、時系列順でメモを記しパソコンにメールで送る。

振り返るとやっぱり嫁がかわいそうで、目を覚ましたときにあの精神状態で独りは辛いやろうと病院に戻る。

手を握っていると嫁が目を開け…

嫁『ふっくら…寝た?』


もう号泣ですよ。

あんなに辛かったのに意識戻って一言目に俺のこと気遣ってくれる?


ふっくら『何もしてやれんでごめんね…赤ちゃん無事やったよ…ありがとう…ありがとう…』


そこからは嫁もお腹の傷は痛むものの、トラウマになることもなく元気に赤ちゃんを可愛がってます。

元気な2人を見たら怒りも覚めてきました。

まぁ振り返れば無痛も全く聞いてなかったわけじゃないみたいだし、ちょっとしたパニックですね。

ようやく元気な嫁を見れて安心して赤ちゃんを可愛がれるようになってきました☆


俺にとっては赤ちゃんの誕生より嫁に惚れ直す出産となりました(*´д`*)


まあのろけてばっかりもあれなのでさっき病院で撮ってきた一枚を♪






かわいい?


当たり前やろ(笑)


夏に向かうとかいて、かなたさんだぞっ!(エスクワァイア繋がりで斉藤さん風に


~fin~