立ち上がる若者たち | 田舎モンが出戻った

田舎モンが出戻った

12年に渡るアメリカ田舎暮らしを中断し、サンフランシスコに2年滞在した3児のハハ
そしてまた東海岸に戻ってきたものの、下のムスメは日本に留学・・・空の巣症候群にかかってしまうのか???

フロリダはパークランドの高校での
銃乱射事件で17人が亡くなってから1か月
今日はアメリカのあちこちで高校生が
厳しい銃規制を求めるための
抗議デモを行うと言う”Walkout”の日だった
 
朝の10時に教室を出て外に集まり
亡くなった生徒や先生たちへの追悼を行い
その後は集会場へと行進していくと言うもの
 
ブログには書いていなかったものの
事件直後は精神的にも結構揺さぶられていたプー嬢
銃規制のあるほかの国では起こらないこの事件で
無駄に命を奪われてしまった人たちに悲しみ
それについて何もしようとしない共和党に怒り
もちろんオレ(中略)爺も憎んでいる
 
なのでこれには是非参加したいと言うので
かーちゃんシャペロン(引率)するボランティアした
 

 
この日は
あのサニー・カリフォルニアはどこに???
というお天気
寒いし雨はパラつくし
それでも生徒たちは外に集合して
抗議のシュプレヒコールを張り上げる
 
ネットでは
『ウォークアウトではなくウォークアップを』
という動きもある
ウォークアップとはポツンと1人でいる子や
いじめを受けている子に近づいて
言葉をかけよう・仲間に入れよう
という事なんだけど
 
銃乱射事件はいじめを受けていた子が
仕返しに行ったりすることも多いので
 
だからワタシはそう言うことも大事であるとは思うけど
ただそれは常に行われるべきで
今日は自分たちの声を聞いてもらう日
そして法律を変えさせることが目的なので
皆がウォークアウトすることを支援したい
 
(それより食べるのに忙しいカモのつがい
誰も猟銃を持ってなくてよかったね君たち)
 
学生は教室で勉強してろって声もあるかも知れないけど
これはこれで良い社会勉強になっていると思う
ただサボりたいだけの子たちもいるだろうけど
歴史に残る社会の動きの1部として参加することは
もうすぐ大人になる生徒たちに大きなインパクトを与えるだろう
 
実際この動きが始まってから
(というかオレ(中略)爺が政権を握って無茶苦茶言い出してから)
政治や社会問題に対して興味を持ち出した子も多いのでは
今年の中間選挙では
若い世代の投票率も上がるのではないかな
 
(学校を出発して集会場となる公園へ向かう
段々黒い雲に覆われて雨が降り出した)
 
集会場ではやはりこの動きに反対する側の人間もいた
”I'm Pro-Gun”というサインを持った数人の若者たち
この子たちにどうすればそう言う考えになるのか
じっくり聞いてみたかったりもするが
これも彼らの主張をする舞台ではあるので
大人は黙って見ていよう
 
(いつももっと暖かい恰好をしろと言われるけど
言う事を聞かないプー嬢
めっちゃ寒かったに違いない)
 
しかし今日は寒かった
往復で3㎞以上歩くから体もポカポカするのでは
と思ったけど大間違いだった
いつまでも温まることはなく
下半身に来た冷えは
腰痛と坐骨神経痛を引き起こし
足の指も攣りまくってしまった
 
終わってからダンナの職場で行われている
女性のリーダーシップシンポジウムにも
参加しようと思っていたのだけど無理無理
家に帰って体を温め直すのに必死だった
暖かいお茶飲んで熱い煮込みうどん食べて
お尻の下に湯たんぽ敷いていたけど
4時間経っても未だに寒くケツも冷たいまま・・・