小学生の子どもたちが、

朝、分団登校するとき、

交差点の信号のところで、

黄色の旗を持って立っている

登校当番。


年に4回ほど、
廻ってきます。

長女が小学校に上がったときから、11年間。

今日は、最後の当番の日でした。


霜が下りて、車など
ほわ~っと薄化粧をした寒い朝でした。


てっちゃんが、入院している間は、
付き添いだったため、

頼れるお隣りさんが、
代わりにやってくださいました。
(子どもの年齢も同じですから)


てっちゃんが、
空へ旅立ってからは、

数ヶ月ぶりに見る同級生が
どんどん大きくなる姿や、

大きな中学生や高校生の姿に

「いやーーーっむかっ

って、大声で叫びたくなるような、
言葉では言いようのない気持ちに
かられながら、

約15分間、旗を持ってただただ過ごしました。



今日は向こうから歩いて来る中学生が、
てっちゃんの、同級生だと気がつきました。

幼稚園のころからあまり変わらない顔なので

すぐにわかったけれど、

学生服のボタンを全開

寒くないのかなあせる

後ろは、学生服の下から

白いカッターシャツのしっぽが
出ていました。

進路はどうするのかな、

学校に行くってことは、
今日は、受験日じゃないんだね…

と、しばらく見とれていたので、

ポケットに手を突っ込んでいる
小学生に、注意しそびれてしまいました。



結局のところ、

何をしていても、
どこにいても、

てっちゃんの姿を求め、
てっちゃんのことを考えてしまうんだなー



いやいや、今日は最後の旗当番。

次男は、今伸び期で
この半年ぐいぐい伸びています。

声も太くなりました。


お友達と仲良く元気に遊んで、
先生の話しもしっかり聞いて、
笑顔で帰ってきてほしいなあ…


てっちゃんが、見てくれてるから
大丈夫だよね


あ、また、
”てっちゃん” だ(笑)

てっちゃん、 大好きだよ。


次男の小学校卒業まで
あと少しです。


次男が元気で学校に行けて、
私も元気だからこそ、

最後の旗当番が、ちゃんとできました。


感謝したいです。