今周期は久しぶりに
キチンとした排卵だった感じ。






自己卵治療のあの頃は
排卵に全て振り回されてたな、
と思い出した。







D3でホルモン検査


問題がなければ
排卵誘発が始まる。



数回通院して
無事卵が育てば採卵。



でもトラブルで
採卵キャンセルとなったことも
何度もあった。



ようやくようやく採卵出来ても
その先の長い旅路。




胚盤胞にならずに
何度涙したことか。





やっと移植出来ても
カスリもしなかったり、
化学流産だったり。





やっとやっと妊娠出来たのに
心拍が止まって流産になったり。





上手くいかない度に
ドクターに言われた。




“高齢なのが原因です”

と。





治療をするくせに、
治療をしながらも、

“もうやめた方がいい”

と何度も言われた。






その度に傷ついた。






頭ではわかっているけど、
卵が育つ以上は止められなかった。





止めたいと思っても、
止められなかった。






あの頃のことが
今は懐かしく思い出される。






そう、
いつの間にか体外受精の日々が
思い出になっている。






ドクターに言われるまでもない、



ちゃんと、
自分自身で終わりを感じる日は来る。





閉経がある以上、
誰にだって終わりは必ず来る。





だから、
目の前の患者の心の中まで
寄り添えないのならば、




年齢で一律に
「もう、やめなさい」
と言わないであげて欲しい。





体外受精は独特の治療だ。




人から言われて
止められるものではない。





自分でわかるのだから・・・。