久し振りに
前の職場のメンバーとランチした。
話の中心になるのは
やはり子持ちの人達。
小学生～社会人まで、
色々な子育ての話を聞かせて貰った。
さすがに赤ちゃんどころか
幼稚園児すらいなかった・・・
昔は子供の話ばかりされると
胸がザワついて辛くもなり、
メンバーと
距離をおいた時もあったけど、
今はまったく
動揺すらしない自分がいる。
いつの間にか
乗り越えられたんだな。
私が不妊治療してたことも
流産したことも
みんな知ってるけど、
変に気を使われることもなく
普通に接して貰えるのも楽だった。
皆の話を聞くと、
子供がいることで全てが満足！
ということではないらしい。
高校生を持つ子は、
海外留学に行かせたくない！
と涙目だったし、
登校拒否を繰り返す
中学生を持ち、
悩んでる子もいた。
飲み屋の女性に入れあげ
家に全く帰らなくなった
ご主人を持つ子は、
生活費すら貰えずに苦しんでいる。
独身だけど
結婚したい！と頑張ってる子もいる。
本当にそれぞれだ。
「いいなぁ、
子供がいないと毎日楽でしょ？」
と案の定言われたけど、
何とも思わなかった。
以前だったら傷ついて
その場は笑顔でやり過ごしても
その後は距離をおいた。
でも今は全然傷つかない。
言ったその子は
私を傷つけようとして
言った訳ではない。
自分の生活が大変で
子育てで悩んでいて、
素直にそう思って言っただけだ。
今ならそれがわかる。
子供がいたら100点、
いなければ0点、
そんなことじゃない。
子供がいてもいなくても
生きてる限り苦悩はつきもの。
子供がいる人だけが
幸せということではない。
40才を過ぎると、
楽しさや喜びよりも
苦しさや辛さが増えていく。
そう、
子供がいても、いなくても
どう人生を送るかは自分次第！
皆の話を聞きながら
そんなことを思った。
肩の力が抜けて
思いの外、
楽しい時間を過ごせた。