移植周期に入っているとはいえ
まだ移植出来るかはわからない。




また内膜が厚くならず
キャンセルになる可能性もある。





だから移植に向けて動けてるのは
ホテルを押さえたことと
仕事の調整だけ。





多分飛行機は直前でも
どこかしらとれるだろうから
心配はしていない。




とはいえMちゃんから、

都合のいい便がとれず
仕事で迷惑をかけてでも別便で行くか、

最悪深夜便に乗って
移植当日早朝に到着する便にする、


というラインが来て驚いた。





それを最後に
しばらく返事が滞っていた。




Mちゃんとのやり取りを
よく思っていない主人のこともあり
しばらくラインが途絶えてホッとした。






だけど移植準備を全て整えた
Mちゃんからのラインがまたすぐに復活。






結局仕事を朝から休みには出来ず
しっかり働いてから深夜便で行くらしい。





凄い決断だ。






だってもし不可抗力で
飛行機が欠航になったら?





もう台風の心配はないから
殆ど大丈夫だとは思うけど、
当日着はリスクがありそう。






まあ、当日行けない状況になれば
クリニックに電話して
融解をストップさせることは出来るでしょう。





でもせっせとホルモン剤を飲んだ
2週間は全く無駄になる。






卵子提供に限らず
働きながらの不妊治療は
本当に綱渡りで大変だ。




そしてその負担は常に
100%女性が被る訳だから切ない。





薬を飲んで体調崩すのも女性、
治療と仕事の板挟みで苦しむのも女性、


そして治療に集中するために
仕事を諦める人も多い現実。





失うものが多いとしても
それでも子供が欲しい・・・




その気持ちが強い人が
最後に残るのかも。





もちろん、
あるラインを超えたら
キッパリと治療を止める人もいる。



それだって凄い決断だ。




どっちが正解かなんてことはない。




誰かにツベコベ
指図されることでもない。





少なくとも卵子提供まで進む人は
辛い状況全てを超越して
それでも更なる苦難の道を選んでいる。




Mちゃんもそうだ。




仕事と並行の移植準備は
本当に大変だったと思う。




でもどうか、
無事上手くいきますように!