体操の練習 | オリンピック4位入賞・元トランポリン選手の競技人生ストーリー 外村哲也オフィシャルブログ「楽・美・跳・勝」Powered by Ameba

体操の練習

前回は、トランポリンと体操漬けの毎日が

スタートしたというお話をしました

 

 

 

今回は

当時メインで練習していた

体操の様子を書いていきますメモ

 

 

 

 

 

 

体操ではオリンピックを目指すクラブだったため

身体や基礎ができていないうちから

技をどんどん進めていくような

練習方針ではありませんでした注意

 

 

 

技をやらないから

ワクワクは少ない一方で

将来のためにと

徹底した基礎を叩き込まれたのが

後から考えるととてもプラスになりましたグッド!

 

 

 

当然やっていた当時は

とても辛かったですが笑

 

 

 

 

 

 

例えば

毎日の練習の最初に行う柔軟

 

 

 

うつ伏せになり

両足を横に180度広げて

上から押されたりします

 

 

 

ここまでは慣れたら

大したことはないのですが

 

慣れてきたら週1回程度

スペシャル柔軟と言うものに

進化します

 

 

 

両足をマットの上に置いて

上から押されるので

足は180度以上に開くことになります

 

 

 

なんかよくわかりませんが

柔軟が終わる基準は

選手が泣いたら終わりみたいな感じえーん

 

 

 

だから

スペシャル柔軟に慣れることはありません笑

 

 

 

これは体操の練習のなかでも

最も苦手なもののひとつでしたね笑

 

 

 

 

 

 

 

 

また鉄棒、吊り輪、平行棒は

ずっとぶら下がって、手を酷使するので

手の皮はズルッとむけることも

しょっちゅうあります

 

 

 

そして皮がむけても

練習は終わりません

 

 

 

手の皮がむけようが

爪がはがれようが

練習は普通に続きます

 

 

 

よく聞かれるのは

「プロテクター付けてるから

 大丈夫なんじゃないの?」

 

と言うこと

 

 

 

プロテクターとは

鉄棒、吊り輪をやるときに

手に付ける道具

 

 

 

 

確かに名前は

守る(プロテクトする)もの

 

 

 

しかし実際の用途としては

鉄棒や、吊り輪をしっかり掴むためで

 

プロテクターを付けたからと言って

手の皮は守られません笑

 

 

 

競技歴が長くなると

手の皮も厚くなり

むけることも少なくなると思いますが

 

僕はそこまで至らず

10歳で体操をやめるまで

ずっと手の皮がむけ続けていましたドクロ

 

 

 

 

 

 

 

 

体操競技は

 

ゆか

あん馬

吊り輪

跳馬

平行棒

鉄棒

 

の6種目あり、そのどれもが

超人的な肉体・技術が求められます

 

 

 

将来、より美しい演技をするために

基礎をみっちりやるのは分かっていますが

 

なかなか技が進まず

ずっと同じようなこと

そして毎回痛みを伴うこと

 

そのうえ、それを練習場ではコーチに

家では母親にメニューを決められ

“やらされている”感じでやっていたら

 

心がだんだん疲れていくようでしたショボーン

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしトランポリンクラブの指導方針は

体操クラブとはほとんど逆でした

 

 

 

だからバランスが取れていたんだと思います

 

 

 

どういうことかと言うと、、、

 

次回お伝えしようと思いますキラキラ