日銀の植田総裁は

「物価上昇率2%のインフレ」を達成してしまった瞬間に、ゴールポストを動かして

今度は

「賃金と物価の好循環が実現するまで緩和継続」

と言い出しました。


アメリカの例を見ても、賃金の上昇よりも物価の上昇率の方がはるかに大きく、実質賃金は下がりっぱなしです。


「ストの秋」弱気に傾く市場


(日本もアメリカほどではないですが、物価上昇に賃金の上昇が追いつかず、実質賃金は目減りしています。)


結局、屁理屈を重ねて、ゴールポストを後ろにずらし、金融緩和政策をダラダラ続けるだけ。


黒田さんの後、誰も日銀総裁をやりたがらず、候補にも上がっていなかった植田さんにお鉢が回ってきてしまったのは、不幸ない出来事ではありますが、

学者くさく屁理屈こねず、中央銀行の本来の役割であるインフレファイターとして、金融引き締めに早く移ってくれないと、

日本円は紙屑になってしまいます。


できないなら、早く辞めて欲しい。