あれから3年たった。


東日本大震災。



あの揺れのヤバさは忘れない。


夜になって、いつも通ってたお寺が大丈夫か自転車で向かった。


その道中の新宿は人であふれかえっていた。


電車が動かないので歩いて帰る人たち。


道路わきの店や家が、そんな人たちのためにタコあし配線を表に出して

携帯の充電ができるよう配慮してくれてた。



地震後、たった一人の生活がはじまった。


テレビに映し出される津波。


日本のあちこちで頻発する大きな地震。


警報音。


テレビの前に布団をしいて、原発の行方をチェックし続ける。


ガスは止まりお風呂なんて入れない。


あれだけ「生」を意識したのははじめてかもしれない。


生きたいというか、「生きている」こと。


あぁ、このぶよぶよの柔らかい皮膚でできた生温かい自分の体なんて簡単に止まる可能性がいつだってあるんだ、と。

強く思った。


今こうして書いていても、なにを書けばいいのかなんてわかんない。


まだ終わっていないと思うし。


復興、原発のこと、健康のこと、隠匿、政治、マスコミ、


いろんなこと。


いろんな思いがある。


今日は、黙とうをささげました。