今回のオバマ大統領広島訪問を終えて思うこと

  まず急展開でじつげした事は良かったと思います。
  ただ資料館の訪問はわずか10分程度で、演説の内容も事前の報道通り、責任や謝罪に踏み込まず内容の薄いものてわした。

  現職大統領としての立場だから、米国世論を配慮して、慎重なら言葉選びにならざるを得ないのは理解できます。  個人的な想いはあっても、立場的に素直に言動に表せない事も理解できます。

  被爆者が御存命の間に、現職大統領と対面が実現した事は、とても良かったと思います。また、被爆者の言葉に胸打たれます。謝罪は求めない、来て見てくれるだけでいいとのその言葉に、こんな経験をさせられてまで、相手を許すその心に、心こら敬意を表します。

  日本政府は謝罪を求めないとの立場だけれど、無実の一般市民の犠牲者の事を想えば、無責任に聞こえます。

  ただ改めても思う事は、謝罪すべきかどうかと議論になってたけれど、これまではそんな題材すら有り得なかったのに、謝罪すべきかどうかと問題になる事自体が、一歩前進していると言えると思います。

  オバマ氏は任期を終えてから、一個人として行動で示して欲しいです。