姫☆です。
野点の席で舞妓さんや芸妓さんと楽しい時間を過ごし、
梅の花や行く人々の着物姿に春を感じ、
息子3歳7ヶ月、
「シャンシャンしていく」により、
やはりご挨拶していこうねということで今度は参拝の列に並び、お参り。
さ、天神さん(出店)みつつ、お昼食べていこうか、と話していると
再び息子「あっちに行く」と本殿の奥を指差す。
ん?
ご祈祷するの?と聞くと、
「ご祈祷するの」と言う。
この混雑した日に?と怪訝に思いつつも、
私もなんとなくご祈祷しようと思い、
だんなさんはご祈祷の申込みをするために準備しに行った。
秀吉ゆかりのお餅というものを買って食べている間
息子に聞いてみた。
「神さまに何をご祈祷するの?」
息子は「ありがとうを言うの。」と言う
(私たちは基本的に神恩感謝のご祈祷をしてもらいます)
「何のありがとう?」と聞くと
「連れてきてくれて、ありがとう」
「何を?」と聞くと
「こうくんのところに、舞妓さん連れてきてくれて、ありがとう」と言う。
「お願いしてたの?」とたずねると
「神さまがくるよ、って言ってたから」
そっかぁ、神さまが連れてきてくれて楽しかったんだったら
松尾さんじゃなくて、ここの神さまにお礼して帰りたいねぇと言うと
大きく頷き、自分も祈祷申込みの記入をすると言う。
しかし。
学問の神様、北野天満宮。
今の時期、志望校記入欄のスペースでっかい申込み用紙しかなく。。。
事務所に
「神恩感謝のご祈祷申込みはどの紙にしたらいいですか?」とたずね
用紙をもらい。。。
無事にご祈祷手続き完了☆
そして本殿へ行くも、、、、
私たちのほかに誰もおらず。
そっかぁ、お祭の日はあまりみなさんご祈祷こないのね、と知り
「こうくんの言ったとおりだったわ☆」とだんなさん。
(息子はご祈祷、混んでないと言っていた)
とても可愛らしい本殿の雰囲氣は心地よく、
ここでも作法を覚えている息子に驚きつつ、ご祈祷終了。
ご祈祷の最中にニッコリ笑い
「ご祈祷、好き☆」と口パクで伝えてくる息子に
(おなかの中にいたときからだよ)と思いつつ、こちらも笑顔になり。
初めての梅花祭、楽しく過ごしてきました。
ご祈祷を終え、おさがりを頂いて階段を降りながら
(息子が家族全員分のおさがりを持っていました。自分がすると言ったから、自分のだから)
「誰かいた?」とだんなさんが聞くと、
普通のトーンで、本当に普通の会話で
「うん。お着物きたおじいちゃんがいたよ☆」
もちろん、道真公のことは息子はまだ知りません。
でも帰宅後に絵(?)を見せると「こんな感じ」的なことを言っていたかと思います。
私も本殿に入ったとき、
(ここにはいてはるなぁ)と感じましたが、私は姿は見ませんでした。
九州には大宰府天満宮があり、道真公は私も小さい頃から身近でしたが
やはり、北野さんはまた違うなぁと感じました。
本当に、息子がきて、
たくさんの新しいことを知り、
楽しいことが増え、
家族になってよかったなと思うことばかりです。
もう春ですね。
みなさんも、素敵な日々をお過ごしください☆