こんにちは。
望んだ結果に半歩近づきたい人のメンタルトレーニング、なつめれいなです。
お客様の声が届きました。
匿名希望様
お客様の感想
(ここから引用。一部、個人情報が特定できる部分については削除)
丁度5カ月前にご相談をさせて頂いたものです。
全国優勝の後、スランプに陥り。。。どん底だった10カ月。
あの時は本当に夏目さんのお言葉に救われました。
力はあるはずだと。。。おっしゃって下さり。
あの言葉を信じ、子供を信じ。。。
何度もその言葉を掛け。。。
取り合えす大好きなことを一旦、辞めさせました。
そしたら頭がなんか軽くなった~!と。。。。。
スランプに落ちていたことなんて今は忘れているような感じにさえ。。。
(引用ここまで)
陸上競技のように、身体能力を競う競技において、つい最近まで中学生だった選手が上級生と走るのは、並大抵の能力ではできることではありません。
よほどの能力がないと、普通の指導者の先生であれば、怖くて使えないでしょうしね。
記録というのは、選手にとって励みになる一方、一歩間違えると、重圧になったりもするものです。
特に1年時で記録を残したりしてしまうと、「それが自分の力なのか、そうでないのか」も分からないため、特に混乱してしまいがちです。
そのために「注目されているんだから」と思いすぎるあまり、無理な練習を積みすぎて怪我をしてしまったり、逆に練習に打ち込めなくなったりしてしまうのです。
当たり前のことですが、すべての競技において、練習を積み重ねられなければ、当然結果を残すことはできません。
しかし、練習し過ぎて怪我をしてしまったら、元も子もありませんし、プレッシャーをかけすぎて逆に集中できなくなってしまうものです。
1年時というのは、ある意味「怖いもの知らず」な時期でもあります。
なので、「負けてもともと」という心境で試合に臨めるため、かえって好結果が出やすいのです。
そういう時の心理状態というのは、いわゆる「ゾーン」に入っているはずなのですが、そういう時に限ってなかなか思い出してくれないものです。
怪我もしていないのに練習に打ち込めない時というのは、あまり集中できていない時でもありますので、得てして一日の生活リズムが狂っている時なのかもしれません。
例えばしっかり休んだり、体のケアをすべき時にしていないとか、食事をしっかり摂るべき時に摂れていないとか、集中すべき時に何か他のことを考えているとか…。
その時々に応じて、様々な要因があるものです。
もちろん、何らかの息抜きの時間は残しておいてもいいのですが、それ以外の空き時間でついしてしまいがちなものを止めてみるというのも一法でしょうし、授業があるとき(平日)、土日祝日などの休みの日の生活リズムの見直しなんかも有効だと思います。
これはスポーツだけではなく、日常生活でも言えることだと思いますので、イマイチ集中しきれなかったりする時は、一度見直してみると、様々な発見があるかもしれません。
色々なものを見直してみることで、これまで見えてこなかったムダや自分の頭にこびりついた思い込みを洗い出す効果があります。
最後に、今回その後のご報告をくださった匿名希望様、ありがとうございます。