Sさんと会う回数が増えて

会うたびに要望を伝えて来ました。



飲み会開いてよ



と言われると

わたしは飲み会を開き、



合コン開いてよ



と言われると

わたしは合コンを開きました。



合コンは辛かった。



男性側の要望で

5:5の大所帯。

わたしが幹事なので

盛り上がってないところがあると気になるので、

一応その辺に行って声をかけたり、

しばらく一緒に飲んだりしたい。

こんなことやってるから

いいなと思う人がいても次に繋がらないんだろうけど



それをやろうと席を立とうとしたら、




行かないでよ



と、Sさん言う。



や、行くでしょ

幹事なんだから。

盛り上がってないところがあれば

様子見くらいするでしょ。



子供じゃないんだから

そこまで面倒見る必要ないでしょ。

わたしここに1人で残されても

話できないんだから

ここにいてよ!




え?




発言に「え?」だけど

それ以上に「え?」なのは

わたしのトップスの裾を

ぐいぐい引っ張ってきてる。



いやー、服伸びる・・・



引っ張らないでと言えない・・・




結局その合コンでは

Sさんの横から移動することを

許してくれず、

初めの席に固定されたままだった。

今思うと誰が子供だよって話ですよ。



ここでようやく



ちょっと厄介な人かもな・・・

めんどくさいな人だな・・・



と、思い始めた。



そして合コン後も会っていて

仲の良い友達の話をチラッとすると



その友達、紹介してよ



と、言われ

joを紹介することにした。



あれ?



太郎さんより

わたしが下僕かも・・・



この時点で、

ちょっと厄介とか

めんどくさいとか思うなら、

二つ返事せずに

どうとでも言って回避しとけばよかった。

あまり考えずに紹介してしまうのです。




長くなったので続きます