今から20年ほど前(平成17年頃)
桂先生からパリコレ用の
リボンの依頼を受けたことが

先生との繋がりの始まりでした。

それまででも 大デザイナーの先生ですから
お名前は良く存じていましたが、
まさか先生のお仕事に携われるなんて!
シッカリお応えできるようにと
身の引き締まる思いで製作させて頂きました。


まだその頃一般的に製造されてなかった
和紙の糸を横糸に使用して
ご支持の14cm巾のリボンを作り
片耳に縫い取りの糸を入れ
引っ張るとフリルが出来る様に仕上げました。

 

色のご指示もありましたが、
(紫と黄緑のボカシ染め)
和紙の糸の染色加工の技術もなく
ましてグラデーションのボカシ等出来るはずも有りません。
染色の方は、先生にお願いして100m弱程納品しました。

 

春夏パリオートクチュールコレクション2006

『Dimension Violette』
高貴で神秘的な色
紫の世界がステージを包む

東京のコレクション発表に招待して頂き
姪っ子と二人で拝見させて頂き感激。

 

2010年には、無理を承知で
私のアトリエの2周年記念に
(アトリエオープン時は間に合わず)
このドレスの展示をお願いしました処
気持ちよく貸与して下さいました。


大きな大きな箱に立体的に梱包されていて
配達のドライバーさんもビックリ!
私もビックリ どうして出せばいいのかしら?

荷ほどきも、お返しする時のためにMemoしながら
慎重に箱から出したことを記憶しています。

大事なドレスにもしもの事が有ったら
保険掛けなければと心配しました。

6日間の開催中に約100名の方が来てくださいました。
桂由美先生の実物のドレスを見て頂き
皆様 一様に感激されていました。

小さな小さなアトリエのオープンにも
ご配慮いただきました事大変うれしく思いました。
先生 本当に有難うございました。

 

2016年には、パレア若狭で開催された
桂由美ブライダルショウで


桂先生と2ショットの写真も撮って頂きました。


この時握手させてもらった先生の手が
餅肌で柔らかくて…
今でもその感触は、シッカリ覚えています。

 

年齢を感じさせない美しさやお考え
生涯現役等々 沢山教えて頂き有難うございました。
先生と繋がらせて頂いたことに感謝し
ご冥福をお祈りいたします。
どうぞ安らかにお眠りくださいませ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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