こんばんは、TOMOTです。
本日はあいにくの雨でしたが、「春雨」と季語を用いるように、木々や草花の命を尊ぶ麗かな雨でしたね。
旧歴3~4月頃に降るしとしと雨は、まさに芽吹きの季節。
新学期の子ども達を花の芽とするならば、私達職員はこれを代名する存在となりたいものです。
新しい命の躍進を育む礎となれるよう、日々努力致します。
春雨、春雨、って、食べ物の方じゃないですよ。
今日の雨はどちらかというと、しとしと雨もといスコールのようでしたけどね。
時にはスコールにもなりますとも、はい。
職員の話です。
余談でした。
今日はイリナ始業日。
久々に顔を見た子から、そういえば数日前に会ったよなという子達まで元気に登園してくれました。
とても良い感じにお仕事への熱意が溜まっていたようで、今日はとても集中した子ども達の顔がたくさん見られましたね。
眼福眼福。
年中さんに上がった子が登園後、真っ先に「さんすうやる!」と熱を帯びた眼差し。
こういうとき教師は幸せですよね。
早速やりました、”数字と玉”というお仕事です。
もう少し活動が進んだら、指が通らないのは「奇数」、通るものは「偶数」だねって言葉までわかっちゃう素敵な教具です。
始終集中して活動した後、満足そうに「もっとさんすうやる!」の言葉。
好きなことを好きなだけやって、満足と笑顔に溢れたまま次の活動へ意欲が増してくる。
横で見ているこっちまで、なんだか楽しくなってきます。
年中さんのとき「おしごとみつからない!」と言い続けていた子が、こんなにたくましい背中に。
普段とってもお喋りな子なのに、このときとばかりに無言で集中しております。
時折、周りで話している子の声に耳をそばだてながら、それでも椅子から離れなかった姿は「さすが年長さんだね!」と言ってあげたいですね。
こちらも年長さんに上がった女の子。
「きょうは、こくごのつづきする」とニコニコしながら話し掛けてきたので、もらい笑顔で「よしやろうね!」と早速”助詞”のお仕事。
一生懸命筆を動かし、人形を見ながら「バイオリンをひく、マラカスをふる……」と口に出しつつ文を書いていました。
文の中で既に自分が知っている品詞の印を持ってきて、自分で書いた文章の隣へ置いています。
「バイオリンはおなまえだから、おなまえにつくしるし。くろい おおきい せいさんかくけい!」
すごいですね、ご名答、教師いらずです。
初めて出てきた”助詞”の印の説明以外、私はほぼほぼ横で見ているだけでした。
the年長力。
お仕事の時間も終わり、お帰りのお集り。
最年少は「桃バッチ」、年少は「赤バッチ」、年中は「黄色バッチ」、年長は「青バッチ」。
「よかったね、バッチもらえたね!」と嬉しそうに話し合っている子ども達の姿も。
大きくなるということは、それだけできることも増え、比例して責任も増えていきます。
大きくなれた具体物であるバッチを胸に、感動と尊厳を以て今年度も共に邁進しましょう!
また明日からよろしくお願い致します!
明日行ったら、土日休みですけどね!
以下、少し余談です。
ある年長の男の子が恐竜や古代の生物にお熱でして。
イリナにあるほぼ全ての副教材を終えてしまった彼ですが、「ほかにないの?」の一言。
……良いでしょう、作りましょうとも!
彼が書きたがっていた「ティラノサウルス」と「ギガノトサウルス」の資料を引っ張りだしてきて……
トレーシングペーパーでトレースしました。
これを一度普通紙にコピーし……
ボールペンで線入れを行います。
それをテンプレートに貼り付けて……
コピーして原紙と副教材を作成します。
あとは見本用に文字を入れつつ……
着色!
こういう塗り方の見本って子どもにとって難しいのではないかと賛否両論あるかと思いますが、彼に関しては教師側が手抜きもしくは子ども向きに直すと「せんせい、かんたんすぎ」と一蹴されてしまいます。
これを渡す子どもはもちろん選びますが、彼はこの見本を見ながら自分なりに「創る」から素晴らしい。
子どもの探究心は本当に底無しですよね、もちろん良い意味で。
「とくちょう」の説明文を書く前に力尽きたので、明日早めに通勤して頑張って作成します!
こういうものを作っても明日その子がやるとは限らないし、もしかしたらそのままお蔵入りすることも多々あります。
それでも、いつか未来の子ども達がこの副教材を使って満足顔を作ってくれたら、それで十分ですよね。
作った甲斐があるというものです。
そんな子ども達の笑顔を想像しつつ、明日の目覚ましタイマーを15分早くセットするTOMOTです(涙
そんな感じで、今回はちょっと長文になってしまいましたがお開きと致します。
始業日ということで奮発して書きましたが、更新頻度をなるべく保ちたいので、次回からもう少し短文濃密な文章を目指します!
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TOMOTからでした。