こんばんは、TOMOTです。




ありがたいことに、「ブログを読みました」と言って下さる関係者様が増えて参りました。

恥ずかしいやら申し訳ないやら、でもやっぱり一言下さると嬉しいですね。


一層頑張らなければと思う反面、一層慎重に書かなくてはなりません。

下手なことを書けませんね!

書きますけどね!


ちなみに、もうお気付きかと思いますが、「TOMOT」という名前の由来についてです。

至ってシンプル「TOMO」が名前、最後の「T」は「Teacher」のティー。

読み方としては「ともてぃー」となるわけで、皆様このブログを紹介して下さるとき「TOMOT先生」と書いて下さるのですが何だかいたたまれない気持ちになりますね!

解説が遅くなり申し訳ありません、重複表現です!(>_<;)

はいッ、ありがとうございますッ!



それでは、本日の物語。

今日は私用の関係で簡潔に。


昨日に引き続き”引き算のへび遊び”をする年長さん。

写真を撮ろうとしたら質問されたので、撮る手を引くに引けず、こんな写真に……。


朝の支度を終え、真っ先にこちらへやってきて、「きょうはなにしよっかなぁぁ!」と目をキラキラさせながら裾を引いてきた彼女。

お仕事をいくつか提案すると、昨日の”引き算のへび遊び”を面白く感じてくれたのか、今日も別の問題をやることに決定しました。


やり方はほぼわかっているご様子。

ただし、ひとりでやるのはちょっと不安、そんな感じでした。

私が「横で見てるからね」と言うと、本当にちゃんと見てるかチラチラと確認しつつ、ひとつひとつ丁寧に活動しておりました。


答えのお確かめ、両替も完璧です。

「できるじゃん!」と一言掛けると、ニッコニッコ笑いながら「もうひとつやる!」の言葉。

生き生きした子どもの顔を特等席で見られるのは、本当に教師の特権ですね。


彼女は問題用紙のへびの目を書きたいらしく、書かれてある目を消しゴムで消して自分なりにへびちゃん作っていました。

活動とは全く関係ないことですけど、そういうも小さなことも活動意欲に変わってくるんだなぁとしみじみ思いましたね。

今度は目のないへびちゃん、いくつか用意しておこう。



うちの園の双子ちゃん。

……、ではありません。

意気投合して一緒にお仕事をするふたり、なんと服装がドンピシャリ。

左側の子は右利きで右側の子は左利きなので、こまめに手をぶつけながら、それすら楽しむ様子で活動しておりました。

かくいう私も左利きで、食事や着座の際は場所に結構気を遣うのですけど、こういう風景は微笑ましいですね。

それにしてもこの完全一致感、ものすごいです。



これはお仕事というより、副教材にあたるものです。

”色棒パズル”と呼ばれているこれですが、1~9までの棒が各2本+10の棒が1本内包されていて、木枠に入れ込むと様々な形で収まる面白い教材です。

過去の卒園生さんのご父兄が作られたものだそうですが、子どもから大人まで誰でも楽しめると思います。

1の棒なら赤、2の棒なら緑、3の棒なら桃色……、それぞれの棒が、モンテッソーリ教具の”色ビーズ”の色に対応しているのも粋な計らいですね。


彼はこのお仕事がお気に入りで、時間を見つけてはトライしております。

ひとつでも好きなお仕事があると、園に来るのも楽しみになるから素敵ですね。



クッキー作りをする年中さん。

クッキー作りは完全予約制で、壁に貼ってある予約表に自分で名前を書き込んで、子ども達で順番を守って活動します。

モンテッソーリ教具はたくさん種類がありますが、ほとんどのものは各お部屋にひとつしかありません。

これは「待つことも活動のうち」であるからで、ひとつしかないからこそ待つという忍耐力や、子ども同士の譲り合う心が育まれて参ります。


彼もまた何日も待って、自分の番が来てようやく活動。

鼻歌を歌いながら楽しそうに作っておりました。

できたクッキーはお帰りのお集りのときみんなに配り、一緒に食べます。

「きょうのはカタかったね」とか「きょうのはフワフワだったね」とか、同じクッキーなのに感想が違うのもまた面白いですよね。



新年度が始まり、子ども達も少しずつ環境に慣れて参りました。

慣れて始めたからこそ地が出て開放的になってくる子ども達、教師陣はここからが正念場ですね!


開放的になるということは、良し悪しの判断以上に、楽しいことに流されやすくなる時期でもあります。

「ひとを傷つけないこと」や「誰かの迷惑にならないこと」という大人のスイッチを作り、然るべき時には雷を落とすのもまた教師の努めです。

モンテッソーリ教育は子どもを叱らない教育と思われがちですが、子どもを尊重することと、問題行動を見逃すことは違います。

教師として、それ以上にひとりの人間の先輩として、その行動が正しいか否かをちゃんと伝えなければ、善悪の判断がつかない子どもを生むばかり。

諭すだけでは足りない事案が出たときは、やはり叱ることも必要だと私は思います。


ただ、怒ることと叱ることは違います。

子どもに感情をぶつけるのではなく、なぜそれがいけないのかを明確かつ簡潔に伝えることが大切ですね。

TOMOTは優しい先生だと思われているようですが、雷を落とすときは割と辛辣に落とすので、子どもからは結構警戒されております。

怒鳴ったりはしませんけどね、静かに怖いタイプのようです(笑




最後に雑談まで。


本日一緒に”引き算のへび遊び”のお仕事をした女の子作。

コミカルに吹き出しで喋っているこのウサギちゃん、なんと内側に秘密が隠されておりました。


すごい笑った。

「しょうさい」、「おなまえ にんじんちゃん」、「せいかく のんき」、「ねんれい 3さい」


し、詳細が書かれてるΣ(゚Д゚)

まさか体内にプロフィール欄があるとは予想外過ぎて、写真撮らせてもらいました。

今日イチで笑いました。




物語はここまで、今日も楽しい一日でした。




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以上、TOMOTからでした。