こんばんは、TOMOTです。




どうして、何か事をするときは”秋”が取り沙汰されるのに、似たような気候の”春”は引き合いに出ないのかと考えたことはおありでしょうか?

まあ、別に考えたところでどうだって話なんですけれども、そんなことをちょっと考えてみると答えは意外と簡単だったりします。


「読書の秋」だとか「運動の秋」だとか「勉強の秋」だとか、要するに何かをするのに苦でない気候だということが大前提なわけですよね。

夏は暑いし冬は寒い、秋口なら心地良い気候の中、様々なことに励めます。

似たような気候の春ですが、新学期シーズンということもあり、何か事を始めるにはその他の心労が多すぎるという世知辛い事案があるのでしょう。


が、どうでしょう。

心機一転という意味では、何かを始めるなら、秋より春の方が気持ちが入る気もします。


ではなぜ春が推されないのか。

そう、花粉ですね。

なんならマスクに水中ゴーグルで通勤したいと思うこともしばしば。

花粉がきつすぎるから、何かをするには秋が良い。


そうか、だから春じゃなくて秋が良いんだ。

きっとそうだ。

私は、春より秋草花粉の方が重症なんですけどね。



すみません、余談でした。



その冒頭に無理くり繋げて、「体操の春」というタイトルで本日の物語。

お仕事面で記事を書くことはあっても、体操教室を写すことはあまりないかなと思い今回はこの記事に決めました。


最初が肝心、体操の前は必ず準備運動をしましょう。

ここから既に普段とは違う、パリッとした体操の先生の雰囲気の中、子ども達も真剣に取り組みます。

個々で活動するお仕事とは違い、みんなで同じことをする一斉活動も子どもの人格作りに重要な働きをします。

協調性や協力心を知るには、やはりこういった活動が大切ですね。


そう、始まっちゃえば結構内容はハードなんです。





子ども達は身体全体を使って、体操の先生が指導するプログラム前半をこなしています。

硬いズボンを穿いていたり、靴の踵を踏んでいるともう大変。

前転の勢いで宙を舞った靴が、鮮やかに部屋奥のピアノを投擲します。


プログラム後半は運動会や、普段使える運動の展開をします。

組み体操やリズムゲームを介して、異年齢の子達でもこの通り。

決まってますね!


最後は道具を使った活動。



マットや鉄棒、跳び箱などを使って様々な活動をします。

助走をつけて離れたところからマットへ飛んでみたり、飛んでいる途中に半回転ひねってみたり。

最後に手足をピンと伸ばして、決めポーズを取る姿は雰囲気があって圧巻です。


締めに行進や整理体操をして、1時間の体操教室が終わります。

身体を動かし、興奮状態の子ども達ですが、これがまた面白い。
お仕事の時間になると冷静さを取り戻し、体操前にしていた活動等を再開させます。


集中力そのままに”十項式のカード並べ”をする年長さん達。



8番目の板を全部抜き取り、形の違う板を組み合わせて正方形を作ると……!

「8コも、せいほうけいができたね!」とニコニコ会話。

そもそも「正方形」という言葉が口から出てくるのがすごいですよね、「四角」とか「形」とかじゃなく、「正方形」って言うんです。

前段階の活動がちゃんと生きている証拠ですね。



もうすぐ5月、5月といえば子どもの日。

イリナでは、子ども達が子どもの日に向けて自分だけのこいのぼりを製作します。





目を貼る位置が後ろ過ぎて、尻尾の辺りに目のあるコイができることもしばしば……。

クチバシ感が相まって、傍から見るとカラフルなカラスです。

それがまた可愛らしかったりするんですよね。



本日は、前回記事の通り、献金を被災した方へ届けるために郵便局まで皆で足を運びました。

私は所用で園に残ったため現場を見れませんでしたが、その活動の実態は休日更新のCOCOON先生の記事で詳しくお話があると思います!

私も含め、楽しみですね!


献金を硬貨ごとに仕分けする子達。


さてさて、どんな物語があったのでしょうか。



今回の記事は文量少なめですが、結びとさせて頂きます。


週1回の体操教室、普段とは違う空気に包まれてする活動も良いものですね。

体操プログラムがこなせれば子ども達は自信を持てますし、自分の身体を意のままに操れるという興味の種はいつまでも尽きません。

当日はぜひ、動きやすい服装を選んであげてくださいね♪



それでは本日のハイライト。

「サソリってにくしょくじゃん、こまるねぇ……。ところでサソリってなに、サソるの?」
サソるってなに……!?



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以上、一緒になって子ども達と真面目に体操を受けるTOMOTからでした。