★★アクリル画 「赤と白の追想」 |  星空けいのブログ

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私のアート作品を載せています

こんばんは  Maryです

 

春になって 花粉が飛び始めたら

咳に加えて 体調が 思わしくなく

ブログが 遅れてしまって ごめんなさい

 

三か月くらい前に 描いた  アクリル画を アップしますね

 


少し 幻想のような 不思議な 雰囲気に 描いてみました

私の中では もう 遠い思い出なので・・・

 

小学校のころ 白文鳥を飼っていました

学校から帰ると ぴーちゃんと 遊ぶのだけが 楽しみでした

そのころは 学校で 苛めにあっていました

だから 唯一の お友達だったのかも 知れません

 

ママは いつも 鳥かごを ベランダに 吊るしていました

きっと 部屋が汚れるのが 嫌だったのかも・・・

ある日 突然 鳥かごの底が抜けて

驚いたぴーちゃんが 裏山へ 飛んで行ってしまいました

私は慌てて 家を飛び出し 裏山まで 探しに行ったのですが

ぴーちゃん、 ぴーちゃんと 何度も 呼んで探していると

林の中から 「ぴぴぴぴ」と鳴きながら ぴーちゃんが 飛び出してきました

私に向かって飛んできた時 本当に 涙が出るほど 嬉しかったです

大切に 抱いて うちに 連れて帰りました

 

それから 一週間くらいして 今度は 私が学校に行っている間に

ママがまた 鳥かごを ベランダに吊るしてしまいました

鳥かごは また底が抜けると嫌だから ずっと室内に置いていたのです

そして・・・・・

また 鳥かごの底が抜けて 私の居ない間に  ぴーちゃんは 飛んで行ってしまったのです

そして 今度は 二度と 戻ってきませんでした・・・・

私は それから 暫く ごはんも食べることができず 泣き暮らしていました

 

今でも思います

ぴーちゃんは あの後 どうなったのだろうと・・・

優しい人に拾われて 幸せになったかしら・・・

それとも  森の中で餌を見つけることもできず  可哀想な 死に方を

してしまったのでは ないかしら・・・

幸せに なっていてくれたらと 心から願わずには 居られません

大人になった今なら ぴーちゃんに 新しい綺麗な鳥かごを

買ってあげられたのに・・・・・

 

ぴーちゃんの赤い嘴を  赤ワインを 見ると思い出します

雪のように 一点の曇りもなかった真っ白な羽毛の ぴーちゃん

綺麗な子でした

たぶん  私は 一生 忘れられないと思います・・・

 

 

それでは また 同じ 星空の下で

Maryでした