自民党の安倍派と二階派によるパーティー券のキャッシュバック関連の報告書記載漏れ問題で、東京特捜が調べに入っている事に関連して、政治への信頼回復狙い岸田総理は一部閣僚の入れ替えをしたものの…



支持率は回復するどころかドンドン落ち目。下がる一方😱

サミットを成功させた今年夏に解散総選挙に打って出ればまだ自民党は体裁を保ったのかもしれませんが、今や「解散なんてされれば…」と恨み節が出そうな状況。




自民党支持率だって、一気に下がっていて今総選挙をやってもなんとか第1党は保てたとしても、野党の突き上げ議席数増から、連立を組んでも過半数に迫れるか?微妙と予想する向きも多いかもしれません。


数合わせで行けば、自民党+公明党+維新でも行けるが、改憲派の多い維新と、平和主義の団体をバックに持つ公明党が一枚岩で国会運営を担うのはなかなか大変で、野合と言われた日本新党+新生党+さきがけ中心の宮沢内閣後の細川連立政権のように簡単に崩壊してしまうのは目に見えている気がします。


本来は、これだけ政権支持率が下がれば野党から「岸田総理引きずり下ろし」が起こるはずなのだけど、反キシダ急先鋒の安倍派が岸田総理に先手を打たれて、特捜の魔の手に落ちているところで誰もが岸田さんに鈴をつける事が出来なくなってしまいました。


先日考察した通り、岸田さんには来春まで総理でいたい「大事な理由」があると思っています。

これは「日本の国益」の理由ではなく「岸田のステイタス」と「岸田へのお礼」




そんな中、安倍派に代わって「岸田辞めろコール」を叫び始めた人たちがいます。

小泉純一郎元総理、山崎拓元副総理、亀井静香元政調会長、武部勤元幹事長が都内で会食をして世間話をしていたとの報道がされていますね。



一部漏れ伝わっているのは、「今の政治状況の世間話」との事ですが実際は…


◯ 岸田総理では次の選挙では戦えない→岸田さんには退場願う→総理を変えた後選挙

◯ 自民党を一回ぶっ壊さないと再生できない

◯ 次の総理は、〇〇〇さんにする

◯ 小泉進次郎は50歳以上になってから総理を目指させる


20年ほど前まで、「次の総理」は密室で決められた密室政治であった為最近は総裁選を行い、投票で決める風潮になっているが、幸か不幸か再び密室で決められる風潮になっても誰も文句は言えないのかな?


出る杭は打たれた形で退場させられた安倍元総理。


早い時点で、岸田総理にも「おかしなことはするな」と牽制が入っていた気がします。

それが今年初め頃の和歌山の漁港での災難。この事件が安倍派からのものか?違う勢力からのものかわからないけど、調子に乗り始めた岸田の行動を牽制するような気がしました。


…にも関わらず、今や安倍派を封印する行動に出ている岸田さん。

ただの権力闘争ではなく、安倍さんを見習って憲法改正する勢い…と気がついていますか?


岸田さんは安倍派のゴタゴタの裏で、安保三法の改定を目論んでいるようにも思えます。

1950年代に作られた時代遅れの安保法の改正は時代だと思うし、今後世界に展開する軍隊を米国政府が撤退させる方針という事を考えれば、安保改定は必要な事かも?と思いつつも、「安保ありき」で物事が進んでいる事が残念に思います。


安保三法の改正は、わかりやすく言えば「台湾や朝鮮半島有事の際、今までの後方支援ではなく、米軍の指示で日本が軍事行動を取れるようになる」と言う事だけど、日本国民が反対しているにも関わらず軍事行動すると言う事は、国益に反しないか?とか、世界から孤立して世界から日本に対して軍事行動が行われる事にならないか?と危惧している部分です。


現在文民統制がされている陸海空司令部の上に統合作戦司令部が新設された場合、その司令部が文民になるとは限らない。仮に制服組(軍)になった場合、文民は日本国軍司令部の命令に逆らう事は出来ず、また統合司令部の上に米国が来た場合、戦闘作戦は文民から軍になるので陸海空の自衛隊は命令通り動かなくては行かなくなる。


岸田が、アメリカのバイデン大統領から「国賓待遇」で招待された背景は「この功績」に対してではないだろうか?と考えていますす。

つまり、日本国憲法違反を犯してまで、アメリカに尽くす岸田総理。

アメリカの希望に逆らえば首が飛ぶ岸田総理。


「岸田辞めろコール」が自民党長老から出たのは、単に選挙を戦えない❗️と言う事ではなく、「岸田では日本が崩壊する」という危惧から出た発言かもしれないですね。



一時は「暗黒の時代」と揶揄され、中国寄り路線になった4年間の民主党政権時代。

株価も上がらず、閣僚は北朝鮮寄り、中国寄りの発言ばかりしていたけど、今考えるとのらりくらりと米国からの要求をかわしていた「最後の平和な時代」かもしれません。


この日本には、政治家による暴走を嫌う勢力が存在する事も確かです。


実際、安倍さんが憲法改正を進めようとした時に起こったことは何でしょう?

2018年ごろの話です。突然、平成が終わり令和になりました。令和に移行する為には、どんな法律よりも優勢して法整備が必要でした。その為安倍さんの憲法改正は二の次になってしまいました。


今回、岸田さんが安倍さん以上の事をやってのけようとしています。

この勢力からすれば、来春前に岸田を失脚させたいはず。

どんな隠し球を用意しているのか?


岸田さんには、和歌山の事件で牽制が入りましたが、聞く耳を持ちませんでした。

今回は、自民党長老からの牽制が入っています。

「聞く力」を強調する岸田さんが、無視した先に合う災難は何か?

余談を許さない状況になってきましたね。



日本は、平和憲法を持ち、争いのない国家だから価値があるんですよ。

他国と同じ国になったら価値は無くなります。

軍事攻撃を仕掛ければ、他国から攻め入られる口実を与えます。

株価も下がります。人々は現金を持っていた方が安心しますから。

そして日本から資金も流出するかもしれません。


「辞めろコール」はこんな背景がある気もしました。


せっかくの兆しが夢のまた夢にならないように〜