<日本経済新聞 企画「未来面 新しい日本人をつくる」>
日本発のイノベーションを実現するためには
中山譲治・第一三共社長 経営者編第6回(4月1日)
上の企画に、教育とイノベーションの関係を投稿したので
記事にしてみます。ご意見、感想などいただければお返事いたします。
「教育改革求む」
日本では、受験のための暗記を重視した教育が一般的だ。しかし、そうした教育はイノベーションをする力を若者から摘み取りかねない。知識は暗記するためのものという概念では何も生まれない。
イノベーション。それは、創造性である。
今、世界の教育会で注目されている国際バカロレアという教育制度に視点を移したい。美術、国語、数学を含め、生徒は自分で課題を見つけ、調査をし、問題があれば解決策を練り、探究心と実行力を日々養っているのである。国際バカロレアの元で四年間の教育を受けた結果、私はこう胸を張って言える。
教科書や学習ドリルの一問一答式の問題も、知識の暗記には非常に役に立つ。知識の豊富さは想像力の規模をも左右する。それならば、日本の教育が知識を詰め込むだけでなく、創作的な学びをも提供すれば、どれほど開発的な人材が生まれるであろうか。
夏休みの自由研究、夏に終わるべからず、である。
400字程度との設定だったので
事例も詳しい社会的背景も省略してあります。
それでも、
このブログの原点を明らかにできたような思いがし、
ブログへの懐かしさもあり、久しぶりに投稿しました。