Sun Pacino(サンパチーノ)のブログへようこそ。
築古狭小物件を自主管理している兼業大家です！
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おはようございます！サンパチです！
定期的に台所の水の流れが悪くなりました！と連絡を下さる弐号物件101号室の入居者さんですが、先日も連絡がありましたので仕事帰りにシュポシュポをママチャリに積んで101号室に向かいました
いつものように蛇口をひねって水を貯めて流れを確認
シュポシュポ数回で詰まりは解消！
今回、詰まっていたのは野菜クズやご飯粒やお茶っ葉でした。
で、入居者さんに詰まりが解消したのを確認して頂き作業は終了！
その際に入居者さんが・・・
『いつもサンパチさんに来て頂いてご迷惑をお掛けしているので、ヘルパーさんに頼んでホームセンターでコレを買ってきて頂いて試してみたのですがダメでした。』
と左手に握られていたコレを見せてくれました！
コレはトイレ等で使うやつやん！
とりあえず、コレはトイレが詰まった時などに使って下さいね～と伝えて帰りました。
で、3日前、私が整骨院で治療を受けている際に入居者さんから何度もスマホに着信がありました
治療後、入居者さんに連絡をしたところ、玄関のドアが内側から開ける事ができなくて外に出られない！との事でした。
運良く、弐号物件は私が通っている整骨院から自転車で１分の距離ですのですぐに現地へ向かいました
急な事でしたので101号室の合鍵を持って来ていませんでしたので台所の窓から入居者さんの鍵をお借りして外側から玄関ドアを開けました
少しだけドアノブの動きが悪いような感じはしましたが、それでも大して力を入れなくても開け閉めできる感じでした。
が、念の為、ドアノブをチェックしてみたところ・・・
ドアノブの隙間にビニール紐が何本も食い込んでいました。
夏場に玄関ドアを半開きにしておく為に入居者さんが巻き付けていたビニール紐が切れてしまい絡んでいたようです。
とりあえず、入居者さんにハサミをお借りしてビニール紐を取り除いたところ、スムーズにドアノブが回るようになりましたので入居者さんに確認して頂きました。
私 『では、１度ドアを閉めてもらえますか！』
入居者 『はい！わかりました！』
ドアが閉まりました。
私 『では、ドアを開けてもらえますか！』
入居者 『開かないです！』
私 『ドアノブをシッカリ握って回して下さい！』
入居者 『回していますが開きません！』
そうこうしていたら、弐号物件の向かいに住まわれている管理人さんが駆けつけて来ました！
管理人 『おはようございます！サンパチさん、何かあったんですか？』
私 『あっ、おはようございます！先程、●●さんからドアが開かないと連絡があったので来たんです！』
管理人 『えっ！昨日も●●さんがドアが開かなくて困っていると私の所に電話が掛かってきたので合鍵を使って開けてあげたんです！』
私 『その時はすぐにドアは開きましたか？』
管理人 『少しドアノブが回りにくい感じはしたけど普通に開け閉めできましたよ。ただ、ドア枠の下の方が砂や埃で汚れていたので掃除しておきました。』
私 『それはお手数お掛けしました！ありがとうございます！』
入居者 『サンパチさん、ドアが開きません！』
管理人 『●●さん、ドアノブをギュッ！と握って回してみて！』
入居者 『ドアノブを回しても開きません！』
たしかにドアノブがガチャガチャ動いています。
もしかして・・・
私 『ドアノブを回しながらドアを押してみて下さい！』
入居者 『わかりました！』
ガチャッ！
どうやら入居者さんはドアの開け方を忘れてしまっていたようです。
この後、管理人さんと一緒に５分ほどですが入居者さんにドアの開け閉めのやり方と鍵の開け閉めのやり方を繰り返しやって頂いたところ、無事にできるようになりました。
が、これで一件落着したと思ったのも束の間、昨日の夕方にまた入居者さんから玄関ドアが開かないと連絡がありました
入居者 『もしもし、サンパチさんですか？玄関のドアが開かなくなったので電話させて頂いたのですがどうすれば良いでしょうか？一昨日に管理人さんが来てくれてドアノブに絡まったビニール紐を取ってくれたりしたのですが、また玄関ドアが開かなくなってしましました！』
私 『●●さん、私も一昨日、そちらに行きましたよ！ドアノブに絡まっていたビニール紐は●●さんにハサミを借りて私が切り取ったんですよ！覚えていませんか？』
入居者 『そうだったんですか？なんとなくそんな気がしてきました。』
私 『では、私の言うとおりにやって頂ければ玄関ドアを開ける事ができるので頑張って下さいね！』
入居者 『わかりました。』
私 『ドアノブを回しながらドアを押してみて下さい！あっ、電話は切らずにこのままにしておいて下さいね！』
電話の向こうでガサガサとかすかに音が聞こえています
１分後・・・
入居者 『言われたとおりにドアノブを回しながら押したら開きました！ありがとうございます！』
私 『良かったですね！では、ドアを閉める事は出来ますか？』
入居者 『ドアを閉めるのはドアノブを引っ張るだけなので大丈夫です！デイサービスから帰って来た時も鍵を開けてドアノブを回して引っ張るだけなので大丈夫です！』
私 『了解です！●●さんは室内から外に出る時だけが苦手なようですね。これから外に出る時にはドアノブを回しながらドアを押してもらえれば開きますので忘れずに頑張って下さいね！』
入居者 『わかりました！忘れないようにします！』
ってなわけで、以前から少しずつ認知が進んでいるように感じてはいましたが今年に入ってから、さらに進んでいるように感じました。
今年で87歳になると思いますので仕方のない事なのかもしれませんが、一人息子さんは関東在住ですのですぐに駆けつける事もできないですし、私もできる限りの事はお手伝いしようと思ってはいますが、このまま認知が進んで行った場合、一人暮らしを続けていけるのか少し心配に思うサンパチです
Sun Pacino
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