今日は午前中私用によりマンツーはお休みでした。
よって、14:00からの部班練習。
少し暖かくなり、気分も比較的いいのですがその割に乗馬でははっきりとした進展もなく、なんだかな~がここずっと続いている今日この頃です。
いつもは時間に余裕もなく到着後バタバタ着替えて道具準備してのパターンですが、今日はのんびり準備ができる時間に到着です。
なんとなく
♪何にもない何にもない全く何にもない。生まれた生まれた何が生まれた。星が一つくらい宇宙に生まれた。星には夜はあり、そして朝が訪れた。何にもない大地にただ風が吹いてた、吹いてた。♪
なんて脱力系の歌と自分では思っている『奴らの足音のバラード』を口ずさみながらブーツを履き拍車を付け、いつものようにビデオカメラを準備して荷物をロッカーに押し込み鍵をかけました。
そして最後にヘルメットを被り、顎紐のロックをはめ込みます。
僕のヘルメットのロック部分は少し変わっていて、下の写真のようになっています。
どうはめ込むかというとこれまた下の写真のように横長の穴に返しのついた平らな板状の部分を差し込む仕組みです。
これ、いつもはバタバタしながら洗い場に行くので、大体は行きながらはめているのですが今日は鼻歌を歌いつつ何の気なしに鏡を見ながらやってしまったのです。
そうしたら、ハマらない??
角度を変えつつこうしてこうして・・・、ってハマらない(@Д@;
マジか~
いつしか鼻歌も消え、イライラしてきました。
そこでちょっと冷静になり、いつもどうしてたっけ?
こんなの目で確認しながらハメてなかったやん、っと壁に向かってパチッ・・・
いともあっけなく入ったのであります(・_・;)
この時ふっと、目で確かめることが必ずしも良いとは限らないということ、過去のレッスンで歴代先生に嫌というほど教わり今も教わっている内容である、視線は進む方向、馬の両耳の間、外方の耳の先といったことを思い出し、またそれが今まではちょっとの事だと思っていたけれど意外に重大なことなのではないかと考えるきっかけになったのであります。
そんなことがあったあとの部班練習スタートです。
視線については馬の首を丸めることを意識するあまりついつい顎の方まで視線を下げがちでしたが、先々週・先週と外方の耳の先まで視線を上げそれ以上下げないように意識しつつやっていて先日OY先生からも視線についてはよくなったと言われて1つクリアーと思っていたし今日も先週と同じようにと考えていました。
ところがこの日のレッスンでは、フェリシアさんに教わった頭の重さが坐骨に真っ直ぐ落ちているか、拳への圧力が一定かを意識しつつ、さらにフィオナさんの助言にあった膝をつくイメージを実行したのですが、そんなことを意識しつつ乗っていると外方の耳に視線を向けるのが億劫に・・・
むしろ、全く馬の頭から視線を外して前方を見ていた方が自分の頭と坐骨の関係や拳への圧力、さらには膝を含めた脚の位置などに気が回るのです。
鏡の件もあったし、ここでえ~いしゃらくせい!てやんでい!っじゃないですが、この際視線は進行方向のみをみて、後は感覚でってことを試してみました。
↓視線が真っ直ぐ
っとなんということでしょう!
予想に反して安定感ある速歩が・・・
しかもいつもになくウマが丸まっているし・・・。
もう少し手綱を短く持ちなおしてれば良かったと、ビデオを見ながら後悔したくらいですが、これでもここ最近短く持っていた長さで持っているんです。
今迄はこの長さで緊張・反抗させてしまってたんです。
この後、中央線からの手前変換・斜め手前変換・3湾曲をやりましたが、さすがに曲がりに入ると視線を落としてしまう癖が出てきて、それに伴い馬が失速、ふらふらしてしまうこと多々ありました。
特に中央線からと3湾曲ではそれが顕著に出ましたが、斜め手前変換では早めに視線を上げていたせいか、いつもになく直進性が得られていたと思います。
また、相変わらず右に乗れずに右脚の推進も弱く右手前では自分が出してほしいスピードまで持っていけないまま手前変えになってしまいました。
これはこれからの最重要課題です。
駈歩では、初めにウマを詰め過ぎて発進したためにうまく前にでずグダグダに、数回失敗しましたがKM先生にそこを教えて貰った後はスッと前に出てその後はいい感じで継続できました。
これも視線をできるだけ上げることを意識しましたが、いつの間にか視線が下がることも度々ありました。
まだ、駈歩では雑念が多いようです。
↓駈歩でも視線を前方にを意識
でも今日は久しぶりに少し達成感を感じられた1日でした。
どうせ来週には忘れているんでしょうけどね・・・(T_T)