「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」
師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。
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今回は空手とビジネスというお話しを紹介していきます。
※この記事の文章が平川師範が書いたものを事務局が編集しています。
ビジネスとはなんでしょう?
突然ですがビジネスとはなんでしょう?
辞書には「感情を交えずに利益の追求のみを目的として進める仕事」とあります。
今、空手は私達が学んだ地味な空手と違い、ビジネス化している印象を受けます。
ささやかな自分の生活、道場の運営の為に月謝を取る事はありますが、それ以上に本来の空手普及の目的と外れて、道場主の個人的な快楽や欲に走ってしまう。
空手と経営の歯車が狂いだす
有り余る富をむさぼり始める。
本来の道から外れてしまう。
これは時代の流れでしょうか?
どこの組織でもトップになると我が強くなるものです。
そして、組織のトップは誰も叱ってくれません。
常に自分を戒めなければなりません。
気がついていないのは自分だけで、その背中、言動や行動は周りの人は気が付いているはずです。
渡口先生も最後まで道場の一室で暮らし派手さもなく質素に暮らし、弟子達に背中をみせてくださりました。
背中を次世代に見せる
今、尚禮舘稽古会では多くの空手経験者、他会派道場主や指導者が今までに学んできた事を一旦忘れ、初心者として一から学んでいます。
これはなかなかできない事です。
このような心ある方と稽古していける事が嬉しく思います。
私達も空手修行者として次に世代にその背中を見せていかなければなりません。