「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」
師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。
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皆さんこんにちは
今日のお話は尚禮舘館長 渡口政吉先生の沖縄時代の掛け試しの話と尚禮舘で行われた防具付き組手の話を書いていきます。
掛け試しの話
現在のような組み手試合がなかった頃の話
渡口先生はカキダミシ(掛け試し)を幾度か挑まれたと言います。
その中でも「残波岬の決闘」が有名です。
奥様(春子夫人)が生前お話していたのは、渡口先生はいつも道を歩く時や家に入る時は外周を回り人がいないか確認して入られたそうです。
若い時代、全空連の空手を稽古していた時に好きで組み手試合によく出たものでした。
尚禮舘も渡口先生が取り入れられ防具付きで行われましたが顔面、急所以外は突きっぱなし、蹴りっぱなしでした。
その為、全空連の試合に出るといつも反則負けばかり、一度先生が試合を見ておられ
「平川くん、試合には負けたが勝負には勝ってたな」
と言われた事がありました。