「発信する！尚禮舘空手を沖縄から」
師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。
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皆さんこんにちは
今日はベスキッドと尚禮舘の関係を紹介していこうと思います。
ベスキッドと渡口館長
先日、BSで「ベストキッド3」をやっていました。
この映画のモデルのモチーフの一人が尚禮舘渡口政吉館長だと知る人は少ないと思います。
映画の中で主人公が岸壁の松を取りに行くシーンがあります。
渡口先生は空手の厳しい稽古になぞらえて
「おれは菜っ葉(の様な弟子)を育てているのではない、風雪に耐え岸壁にへばりつく松の苗を育てているのだ」といつも話されていました。
これも原作者マークケイメンが先生の話を聞き作られたものでした。
こんな事がありました。
私が渡口先生にお会いした時にベスキッドのお話をお聞きすると
「あれか！おれがモデルだよ。」
とあっさり一声。
「そんな事どうでもいい、空手の稽古しろ！」
でした。
そんな方だったので今までベストキッドの製作のエピソードなどは世間には出てこなかったのでしょう。
空手は自己確立の道。名誉や欲、社会的な立場に囚われない生き方をしたいものです。
昨今は空手を使い「いかに有名になろうか？」
打算のある方が少なくない様です。
戒めたいものです。
文章:平川樹高 編集:事務局伊覇